カジュアル化が進む、ITエンジニア勉強会ブームの裏側/Tech総研(情報元のブックマーク数)

エンジニア間の交流や人脈、ビジネスの活性化か・・・長い目での種まき

「今回のセミナーも、講師には講演料を払っていない。参加費も無料なので、私たちも直接の収益にはつながらない。でも、こうしたセミナーをきっかけに、エンジニア間の交流が生まれ、人脈がつながり、ビジネスが活性化すれば、それが長い目では私たちのビジネスを広げることになると思います」
と言うのは、今回のセミナー事務局を務めた、オプトの人材育成子会社コンテンツワンの川井健史取締役だ。RubyPHPiPhoneアプリ開発などに関する、同社主催・協賛のセミナーは、この4年間で30回以上に及ぶ。そのたびに会場はすぐに埋まってしまう。Webテクノロジースマートフォンへのエンジニアの関心は高く、同時にその進化のスピードも速いということだろう。

http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001756

勉強会が普及。これまで有料(高額)が定額になってきている。、セミナー屋さんも大変だろうな・・・

最近、インターネットやWeb業界では、こうしたカジュアルなスタイルのエンジニア向けのセミナーが増えている。 「技術者向けのセミナーだったら、昔から大手ベンダーや新聞・雑誌社が主催する見本市やイベントに併設して、たくさん開かれていたよ」という声もあるだろう。もちろんそうした大型イベントは今も隆盛だが、時間帯が平日の昼間だったり、業界の偉いさんが長々と講演したり、参加費が万円単位だったりで、敷居が高かった。それに対して、インターネット業界では、もう少し少人数で小回りの効くオープンなスタイル、文字通りの「勉強会」が流行っているようなのだ。
参加費は無料か、または低額。参加者の規模も100〜200名規模を集めるものもあるが、たいていは数十名規模まで。業界団体が主催するもの、企業が主催するもの、エンジニア仲間が自主的に企画するものなどさまざまな形態があるが、共通するのは壇上に上がった偉い人の話を、聴衆が拝聴するという上意下達スタイルではないということ。質問や議論は大歓迎。突っ込んだ話は懇親会の場で、ダイレクトにできる。懇親会も、名刺交換してハイさようならではなく、納得いくまで情報を共有化しようという感じが濃厚だ。

http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001756

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