Azure利用企業が5000社を突破---マイクロソフトの開発者向けイベント「Tech・Ed」開幕:ITpro(情報元のブックマーク数)

TechED 2010 Yokohama開催中です!雲(クラウド)三昧ですです!

マイクロソフトの開発者向けイベント「Tech・Ed Japan 2010」が2010年8月25日、パシフィコ横浜で開幕した。今年のテーマは「現実解としてのクラウド」。基調講演では、同社 執行役 デベロッパー&プラットフォーム統括本部長の大場章弘氏(写真1)が、企業向けクラウドサービス「BPOS(Business Productivity Online Suite)」とクラウドプラットフォーム「Windows Azure」の導入事例を紹介した。

Azureアプリが5000を突破---マイクロソフトの開発者向けイベント「Tech・Ed」開幕 | 日経 xTECH(クロステック)

ここですね、クラウドの特性に合わせた設計方法、このあたりがこれから出てくるのか、今研究している人がツールを作るなり、手法を作りなりでSIや開発ベンダーの付加価値としてだしていくところなんでしょうね。

今回のメイン テーマはクラウドでしたが、会場で色々な人の話を聞くとAzure の実践的な質問や悩みが多く、既にWindows Azure は多くの人が使っているんだという印象を強く受けました。またクラウドの特性に合わせた設計方法についても勉強する必要を感じた、とても刺激を受けた良いイベントでした。

また、今回のTech・Ed では、細かな改善への取り組みが色々と行われていました。例えば今回、登録証と共に配られるセッション案内にスピーカーの名前やセッションの難易度を表す記号が入っていました。これは森屋さんと私からマイクロソフトの松崎さんに提案したものが採用されたものです。このような努力を積み重ねて今回のTech・Ed はとても素晴らしいものになったのだと思います。

http://users.gr.jp/fukui/2010/08/29/teched2010/

MS始まったな。

前に新宿で、砂金さんとお話したときにも「超大物」を連れてきますよ。と聞いて、佐藤直生

だなとは思っていました。なぜなら、IT Proにちょっと変なSOAの記事が出たりして、もし俺が

彼の立場なら辞めるな、と思えるものでしたし、ブログの表題もその日にちょっと変更されたり、

していて、これは当たりだなーと思っていたら、本当だったとwwww

しかし、砂金さんが「そういう時代なのだよ(・∀・)y‐~~」とシャア・アズナブル的に語って

いました。俺が就職活動していた頃のISIDの採用メッセージは、「人間魅力」という言葉でした。

人の魅力が、また他の人を引きつける、そして引き寄せる、この好循環がまわっている会社は

イノベーションを引き起こせますよ。

なぜなら、そうやって集まる人がイノベーターと称するに相応しい人物だからです。そんなわけ

で (どんなわけで?),Microsoftはじまったな(・∀・)y‐~~と思っている(・∀・)キムティ♪なの

でした。

http://d.hatena.ne.jp/kazuki-aranami/20100829/1283070866

ホチキス先生の秀逸レポートから、参加者が多すぎてみることが出来なかった気になったセッションより

ミッションクリティカルにクラウドは不向き、従来業務システムを移管もそのままは不向き、やっぱりクラウドらしいアプリを設計する鉄板感覚を作らないといけないですね。

クラウドコンピューティングが現れはじめたとき、その期待から全てのシステムをクラウドに置くということが言われた。しかし現実にはそうでなく、自社内の「オンプレミス」なシステムとクラウドの両方を組み合わせることが現実解となっている。ではオンプレミスとクラウドの使い分けをどう考えればよいのだろうか。ここで業務システムを3つのタイプに分類して考える。

まず、金融などミッションクリティカルな業務システムである。これはクラウドには不向きである。それは、クラウドでは性能保証が難しく、可用性用件が非常に難しい、自社でのデータ保有や管理の要件があることが多い、などの理由からだ。具体的には可用性の面では、クラウドでは99.9%しかない。次にクラウドならではの新しいタイプのシステムとして大規模分散計算処理の分野がある。モンテカルロ法などシミュレーション、大規模ログ解析、統計分析、学術計算領域など、伸縮自在性を生かせる領域で強みを発揮する。しかし現実はこれら両極端な業務形態に分けられるものばかりではない。

三番目のものとして、従来からある業務システムがある。たとえば簡単な.NETアプリケーションはほぼそのままAzureに移行できるだろう。しかし本当にそんなに簡単に移行できるのだろうか、という声はよく聞かれる。たとえばデータセンターは現状では海外にしかない、可用性が一律99.9%の設定である、ストレージの容量制限がある、などだ。だがこれらの問題は、実際に使ってみないとわからない。クラウドコンピューティングのメリットは魅力だが移行してよいのか、移行できるのかという悩みがある。しかし今日の技術進歩を念頭におくと、クラウド技術の発展は急激におこっている。今できることが半年たっただけで急激に広がることは間違いないだろう。

http://sqljp.com/hotikisu/archive/2010/08/28/27078.aspx

パラダイムシフト=>クラウド設計して使う鉄板感覚ですな。それ以外も運用サポートやバックアップなんかも考える必要がありますね。

クラウド化で何が変わるのか。たとえばツールの使い方などは技術資料を見ながら学べばよい。しかしクラウドの概念、設計やアーキテクチャの考え方のパラダイムシフトが必要になる。パラダイムシフトのポイントは3つにまとめられる。まずデータストレージ選択の考え方、次にオンプレミスとクラウド連携の考え方、三つ目に運用監視の考え方である。

まずデータストレージだが、クラウドになって最も厄介なものはデータベースの移行だ。RDBMSの基本思想は「一事実一ヶ所」である。オンプレミスのデータベースはスケールアップが基本だが、クラウドではスケールアウトを考え、この思想は全く反対だ。クラウド環境では「機能」「容量」「価格」の3つを同時に満たすことは不可能だ。たとえばオンプレミスのデータベースでは、サーバーの性能を良くすることで「機能」と「容量」の両方を高めることができるが、この場合は「価格」を下げることはできない。クラウドではSQL AzureデータベースサービスとWindows Azureストレージサービスがあり、前者は「機能」は高いが「容量」は50GBまでの制限がある。後者は「機能」は低いが容量は大きく使える。そこでデータをAzureにおくときは、業務データはSQL Azureデータベースサービスにおき、ログなど大量に蓄積する必要のあるものはWindows Azureストレージサービスに置くといった使い分けを考える。もし業務データの規模が大きく、SQL Azureデータベースの容量制限をクリアしたい場合は、データベースの水平分割が必要である。

オンプレミスとクラウドの連携をするときは、「データ連携」「処理連携」「認証連携」「運用連携」の4つの考え方が必要だ。「データ連携」ではマスタデータの同期が必要である。「処理連携」ではAppFabricサービスパスを活用したシステム間連携、「認証」ではADシングルサインオンを実現するフェデレーション認証がある。AppFabricサービスパスとフェデレーション認証は連携に関するキーテクノロジである。AppFabricサービスパスは、オンプレミス側とクラウドからの両側からAppFabricサービスパスへの接続を張るもので、オンプレミスとクラウドのデータ連携を行うために、オンプレミス側のファイヤーウォールの受信ポートを解放する必要がない技術だ。フェデレーション認証はAzure上のシステムに社内ADアカウントでシングルサイオンのログインができる技術だ。

http://sqljp.com/hotikisu/archive/2010/08/28/27078.aspx

ホチキス先生の秀逸レポート

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