ウイルスバスター コーポレートエディション 10.0 公開とサポートサービス開始のお知らせ:サポート情報 : トレンドマイクロ(情報元のブックマーク数)

ウイルスバスターCorp.10が今日からダウンロード開始とのことです。

■製品
ウイルスバスター コーポレートエディション 10.0
■プログラムモジュールの公開日
2009年09月14日(月)
サポートサービスの開始日
2009年09月14日(月)
■主な新機能

サポート情報 | トレンドマイクロ

ファイルレピュテーションを搭載しているそうです。

ウイルスバスター Corp. 10.0では、トレンドマイクロでは初めてとなるファイルレピュテーション技術を利用したスマートスキャン機能の搭載や、近年非常に猛威をふるっているUSB経由のマルウェアからの感染の防止を強化する機能などを搭載しました。

サポート情報 | トレンドマイクロ

ServerはServerCOREにはインストールできないそうです。

注意: Windows 2008がサーバコア環境で動作している場合、ウイルスバスター Corp.はインストールできません。

ウイルスバスター コーポレートエディション10.0サーバReadme

Serverも仮想環境もOK

ウイルスバスター Corp.サーバは、次の仮想アプリケーションでホストされるWindows 2000/2003/2008のゲストOSにもインストールできます。

ウイルスバスター コーポレートエディション10.0サーバReadme

あれCorp版はPOP3メール検索は以下に対応してるらしい。

#
POP3メール検索では次のメールプログラムをサポート

ウイルスバスター コーポレートエディション10.0サーバReadme

Thinkpadはありがちだし、IntelのPro/1000とかもありがちなので、システム管理者は要注意!!!

    特定のコンピュータで発生するブルスースクリーン問題
    ====================================================================

    特定のパソコンの一部のモデルにおいて、古いLANドライバがインストールされた
    状態で使用していると、ブルースクリーンエラーが表示されマシンがハングアップ
    する不具合が発生する場合があります。

    本事象を確認された場合は、速やかにパソコンメーカが公開している最新のLANド
    ライバにバージョンアップしてください。

    現在までに問題が確認されているのは下記のメーカの機種です。
    ・パソコン機種名:
        レノボ・ジャパン株式会社 
        ThinkPad R61/T60/T60p/T61/T61p/X300/X60/X60s/X60 Tablet/X61/X61s/
        X61 Tablet
    ・LANアダプタ名:
        Intel(R) 82566MM Gigabit Network Connection
    ・LANドライババージョン:
        インテル PRO/1000 LAN アダプタ ソフトウェア ver. 9.12.41.1001より前の
        バージョン


    クライアントのインストール、アップグレード、およびアンインストール
    ====================================================================

    1. セットアップ用のWebページからクライアントをインストールするとき、ActiveX
       セットアップコントロールがインストールに必要な情報をダウンロードしなかっ
       たことを示すエラーメッセージが表示される場合があります。インストールを再
       度実行すると、エラーメッセージは表示されずインストールは継続します。

       エラーメッセージを表示しないようにするには、Internet Explorerの [ActiveX
       コントロールに対して自動的にダイアログを表示] を有効にします。

    2. ファイアウォールインストーラ (ncfg.exe) がアップグレード中にハングする場
       合があります。 
       コンピュータを再起動して、アップグレードを再度実行してください。

    3. ウイルスバスター Corp.のアップグレード後に、次の問題が発生します。

       * ウイルスバスター Corp. 8.0 Patch 2からアップグレードしている場合、ウイ
         ルスバスター Corp.のファイアウォールサービスとファイアウォールドライバ
         が最新でも、ファイアウォールサービスが開始しない場合があります。

         %systemroot%にあるSetupapi.logファイルに、次のエラーが表示されます。

         「0x800b0100: No signature was present in the subject.」

       * クライアントをウイルスバスター Corp. 10サーバに移行して、ウイルスバス
         ター Corp. 8.0 Service Pack 1からアップグレードすると、ウイルスバスター
         Corp.のファイアウォールサービスを開始できず、ファイアウォールパターン
         ファイルのバージョンが0になります。

       * クライアントをウイルスバスター Corp. 10サーバに移行してアップグレード
         すると、ファイアウォールパターンファイルのバージョンが「該当なし」に
         なります。


       これらの問題を解決するには、次の手順を実行します。

       a. Microsoft管理コンソールから暗号化サービス (Cryptographic Services) 
          を停止します。

       b. C:\Windows\system32に移動し、フォルダの名前を「catroot2」から
         「oldcatroot2」に変更します。

          注意: Windows 2000の場合は、「C:\Windows」ではなく「C:\WINNT」です。
                システムが別のドライブにインストールされている場合は、そのドラ
                イブ文字を使用します。

       c. 手順 a. で停止した暗号化サービス (Cryptographic Services) を開始し
          ます。

       d. コマンドプロンプト (cmd.exe) を開き、次のコマンドを実行します。

          regsvr32 wintrust.dll

          regsvr32 netcfgx.dll

       e. コンピュータを再起動します。

    4. Windowsサービスコントロールマネージャ (SCM) をロックするアプリケーション
       が起動されると、ウイルスバスター Corp.クライアントのインストールまたは
       アップグレードを実行できません。ウイルスバスター Corp.のアップグレードま
       たはインストールを実行する前に、SCMをロックするアプリケーションが実行さ
       れていないことを確認します。

    5. ウイルスバスター Corp.クライアントを本バージョンにアップグレードすると、
       ウイルスバスター Corp.クライアントがアンロードされ3回再ロードされます。
       ウイルスバスター Corp.クライアントをアップグレードし、検索方法としてス
       マートスキャンを適用し、次にドメインレベルの検索方法を適用すると、この問
       題が発生します。
       
    6. ウイルスバスター Corp.サーバを本バージョンにアップグレードした場合に、ク
       ライアントがアップグレードされていないと、クライアント通知メッセージが正
       しく表示されません。


    検索
    ====================================================================

    1. 予約検索、ScanNow、およびリアルタイム検索に検索対象を指定するとき、スパ
       イウェア/グレーウェア検索を無効にできます。手動検索の場合は、スパイウェ
       ア/グレーウェア検索を無効にするオプションがありません。つまり、手動検索
       のときは、スパイウェア/グレーウェアが常に検索されます。

    2. ネットワークドライブ内のスパイウェア/グレーウェアは駆除できませんが、検
       索結果では駆除が成功したと表示されます。ウイルスバスター Corp.がスパイ
       ウェア/グレーウェアに対して適切な処理を実行できるように、ローカルコン
       ピュータで手動検索を実行してください。

    3. 検索が完了すると、通知画面が表示されます。Windows 2008コンピュータでは、
       画面の背景色がウイルスバスター Corp.の通知画面の標準色に準拠していません。

    4. マップされたドライブを手動検索時に検索するようにウイルスバスター Corp.を
       設定した場合、ターミナルサービスクライアントを使用して検索を開始すると、
       マップされたドライブが検索されない場合があります。

    5. 特定のクライアントコンピュータがウイルスまたは不正プログラムの感染元であ
       る場合、通知メッセージがそのコンピュータに表示されます。ただし、次の場
       合、メッセージは表示されません。

       * クライアントが、Windows 2008を実行するウイルスバスター Corp.サーバに
         よって管理されている場合

       * クライアントコンピュータにWindows VistaまたはWindows 2008がインストー
         ルされている場合

    6. スパイウェア/グレーウェアに感染した添付ファイルを含むメールがEudoraメー
       ルクライアントから取り込まれた場合に、POP3メール検索が無効になっている
       と、ウイルスバスター Corp.のリアルタイム検索では、検索時の処理が「駆除」
       であってもメールへのアクセスが拒否されます。メールは受信ボックスに表示さ
       れず、Eudoraクライアントは、メールへのアクセスが拒否されたことをユーザに
       通知するメッセージを表示します。

    7. Citrix環境では、ウイルスバスター Corp.クライアントが特定のユーザセッショ
       ン中にセキュリティリスクを検出すると、セキュリティリスクに関する通知メッ
       セージがすべてのアクティブなユーザセッションに表示されます。

       セキュリティリスクは、次のいずれかです。

       * ウイルス/不正プログラム
       * スパイウェア/グレーウェア
       * ファイアウォールポリシー違反
       * Webレピュテーションポリシー違反
       * 外部デバイスへの不正アクセス

    8. ウイルスバスター Corp.がウイルス/不正プログラムを検出し、感染ファイルの
       駆除のためにコンピュータの再起動が必要な場合は、ユーザに再起動を求める通
       知メッセージが表示されます。ユーザがコンピュータを再起動しなかった場合に
       一般的なウイルス/不正プログラムが検出されると、一般的なウイルス/不正プロ
       グラムの検出時に再起動を行う必要がない場合でも、再起動の通知が再度表示さ
       れます。

    9. zipフォルダ内のスパイウェア/グレーウェアは駆除できません。

   10. Windows 2000環境下で新しいスマートスキャンを利用した場合、OSの表示色数
       の制約によりタスクトレイに表示されるアイコンが説明書に記載されているも
       のと異なって見えますが、機能的に差はなく動作上問題はありません。


    クライアントアップデート
    ====================================================================

    1. 64ビットのプラットフォームを実行するアップデートエージェントは、差分パ
       ターンファイルを生成できません。このためアップデートエージェントでは、以
       前にダウンロードした差分パターンファイルの数にかかわらず、アップデート
       サーバからダウンロード可能なすべての差分パターンファイルが常にダウンロー
       ドされます。


    クライアント管理
    ====================================================================

    1. 一部のWindows Vistaコンピュータでは、ウイルスバスター Corp.クライアント
       のコンソールを開くと、特定の期間、コンピュータが応答を停止する場合があり
       ます (この期間は、コンピュータの使用可能なメモリにより異なります)。

       この問題を回避するには

       a. Windows Vistaコンピュータで、[コントロール パネル]→[パフォーマンス情
          報とツール] に移動します。

       b. サイドバーの [視覚効果の調整] を選択します。

       c. [パフォーマンス オプション] 画面の [視覚効果] タブに移動し、[カスタ
          ム] を選択して、[ウィンドウとボタンに視覚スタイルを使用する] をオフに
          します。

    2. クライアントがスマートスキャンを使用しており、クライアントコンピュータで
       Windows Server 2003またはWindows XPが動作している場合は、タスクトレイ上
       のクライアントアイコンのマウスオーバーテキストの一部がタスクバーの後ろに
       隠れます。

       テキスト全体を表示するには、次のいずれかの手順を実行します。

       * タスクバーの [デスクトップを表示] ショートカットを使用しないようにしま
         す。
         代わりに [全ウィンドウを最小化] を使用します。

       * [タスク バーと [スタート] メニューのプロパティ] 画面で、[タスク バーを
         ほかのウィンドウの手前に表示する] をオフにします。

       * タスクバーを他のウィンドウの手前に表示する場合は、[タスク バーをほかの
         ウィンドウの手前に表示する] をオフにしてから再度オンにします。

       * ログオフしてから、コンピュータを再起動します。

    3. 夏時間の調整に基づく正しい時刻がウイルスバスター Corp.クライアント上に表
       示されない場合があります。この問題を解決するには、ウイルスバスター Corp.
       クライアントを再度起動してください。
       
    4. Webコンソールに設定されたクライアントのセキュリティレベルが「高」の場
       合、Nortel VPNクライアントを介した接続を確立できません。


    デバイスコントロール
    ====================================================================

    1. プラグインデバイス (USB) に対する権限が「読み取りのみ」の場合、ユーザは
       デバイスに新しいフォルダを作成できますが、フォルダ名を変更したり、ファイ
       ルをフォルダに保存したりすることはできません。

    2. デバイスコントロール制御機能では、光ディスクに対するファイルの記録 
       (ファイルの書き込み) をブロックできません。


    ウイルスバスター Corp.のファイアウォール
    ====================================================================

    1. コンピュータにウイルスバスター Corp.クライアントがインストールされている
       場合、VMwareクライアントのコンピュータへの受信パケットが破棄されます。

       回避策:

       a. [スタート] メニューより [ファイル名を指定して実行] を選択します。

       b. 「regedit.exe」と入力し、[OK] をクリックします。

       c. 次のレジストリ値を追加します。

       キー:   [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro\
               PC-cillinNTCorp\CurrentVersion\PFW

               x64コンピュータの場合:
               HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432\TrendMicro\
               PC-cillinNTCorp\CurrentVersion\PFW

       名前:   EnableBypassRule

       タイプ: REG_DWORD

       値:     1

       d. クライアントを再ロードして、設定を有効にします。

       ※警告
       レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースです。
       レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場
       合があります。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補
       償いたしかねます。レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくよう
       お願いいたします。なお、レジストリの編集前に、必ずバックアップを作成
       することを推奨いたします。バックアップ方法の詳細は、ご使用のWindows
       のヘルプをご参照ください。


    Cisco Trust Agent
    ====================================================================

    1. Cisco Trust Agent 2.x Supplicantパッケージが配信された後、コンピュータを
       再起動する必要があります。

screenshot