ウイルスバスター コーポレートエディション 8.0 Patch 2 公開のお知らせ

TrendmicroがウイルスバスターCorp8.0 patch2で仮想環境(VMware環境)やシンクライアント環境(Citrix)を正式にサポートしました!

Cytrixの新クライアント環境やVMWare環境にも対応とのことです。
ぼやぼやしている間に、ウイルスバスタCorp 8.0 Patch2が出たそうですよ> id:naoki0311

本Patchを適用すると、既知の問題が修正されるとともに、VMware社製の仮想化環境やCitrix社のシンクライアント環境など新しいプラットフォームに対応いたします。それに伴い、使用許諾契約書が更新されるため、本Patchのダウンロードにあたっては、更新された使用許諾契約書の確認と同意が必要になります。

以下が使用許諾契約書ですが、以下の仮想化部分の台数カウントが変わったことの同意が必要とのこと。

また、本契約において、サーバハードウェアおよびクライアントハードウェアは、物理的なハードウェアのみならず仮想ハードウェアも含むものとし、シンクライアントマシンは、クライアントハードウェア1台としてカウントします。

これは知らなかった・・・・

また、お客様は、 (a)第三者に公開するWebサーバ等各種サーバ(以下「各種サーバ」といいます)、(b)第三者へe-mailを送信するための専用サーバ、または、(c)各種サーバに対してウイルス検索を行うサーバハードウェアに、ライセンス製品をインストールすることはできないものとします。

リビジョンは、1189ですので要注意

ウイルスバスターCorp 8.0 Patch2_B1189

残念ながら、Vista SP1対応ではないみたいです。。。

1. 拡張されるシステム要件
ウイルスバスター Corp.クライアントは、次のプラットフォームのコンピュータ
にインストールできます。
- Windows XP Home Edition Service Pack 2
- Windows Vista Home Basic Edition (32ビット、64ビット)
- Windows Vista Home Premium Edition (32ビット、64ビット)

   2.2 本Patch 2で修正される既知の問題
   ===================================
   1. [アップデートエージェント:常に標準アップデート元 (ウイルスバスター Corp.
      サーバ) を使用する] オプションが選択されているにもかかわらず、アップデー
      トエージェントがウイルスバスター Corp.サーバからアップデートを実行しない
      場合がある問題

   2. OfficeScan NT Listenerサービスが起動直後に停止した場合、レジストリから
      プロキシ設定を読み込む前に書き込みを行うことがあり、レジストリ上の
      プロキシ設定が空欄になる場合がある問題

      本Patchの適用後は、OfficeScan NT Listenerサービスがプロキシ設定をレジスト
      リから読みだしたかどうかを知らせるためのフラグが追加されます。
      フラグが設定されていない場合、サービスはプロキシ設定をレジストリに書き込
      みません。

   3. データベースサーバから10分以上応答がない場合、ウイルスバスター Corp.
      データベースからリモートパスへのバックアップが失敗する場合がある問題

      本Patchインストール後に「6. 設定」の3番の手順に従って設定変更をする必要が
      あります。

   4. ウイルスバスター Corp.アウトブレーク通知メールで、感染したコンピュータの
      ドメイン名が正しく表示できない場合がある問題

   5. 本Patchの適用後、トークン変数%Tの場所に正しいスパイウェア/グレーウェア名
      および検索結果が表示されるようになります。

   6. コンポーネントのアップデート中に、 OfficeScan NT RealTime Scanサービス 
      (リアルタイム検索)が予期せず停止する場合がある問題

   7. ウイルスバスター Corp.クライアント管理コンソールを開くことにより、
      CPUおよびメモリの使用率が上昇する場合がある問題

   8. Control Managerにログを送信する際、Control ManagerとControl Manager
      エージェント間で同期がとれないためにControl Manager Agentサービスが予期
      せず停止する場合がある問題

   9. ウイルスバスター Corp.クライアントが、[アップデート]→[ネットワーク上のコ
      ンピュータ]→[アップデート元] 画面で設定されたアップデート設定に準拠しな
      い場合がある問題

   10. ウイルスバスター Corp.サーバで管理されなくなったクライアントのウイルス/
       不正プログラムのログが、ウイルスバスター Corp.バックアップデータベースの
       リストア後も利用可能な場合がある問題

   11. Microsoft Office 2007がインストールされたWindows Vista 32-bit環境で、
       ウイルスバスター Corp.クライアントのWebインストールに失敗する問題

   12. HotFix (ビルド 1116、Install.cab) に含まれる修正の副次作用により、
       ウイルスバスター Corp.クライアントのWebインストールに失敗する問題

   13. SSLの有効化に「svrsvcsetup.exe -enablessl」を使用すると、ofcscan.iniの
       Master_SSLPortキーおよびMaster_EnableSSLキーが、OfUninst.iniのSSLPort
       およびEnableSSLと同期されない場合がある問題

       本Patchインストール後に「6. 設定」の4番の手順に従って設定変更をする必要
       があります。

   14. クライアントパッケージ実行可能ファイルを使用してウイルスバスター Corp.
       クライアントを5.58から8.0にアップグレードしたにもかかわらず、クライアン
       トがバージョン5.58のサーバに登録される場合がある問題

   15. Microsoft Visual C++のデバッグアプリケーションを実行しているコンピュータ
       上でウイルスバスター Corp.クライアントのOfficeScan NT Listenerサービスを
       実行した際、OfficeScan NT Listenerサービスが停止する場合がある問題

   16. 64ビットコンピュータで、ウイルスバスター Corp.クライアントのインストール
       パッケージ (.EXE file) が起動しない場合がある問題

   17. Control Managerの管理コンソールで、異なる言語コードが表示される場合が
       ある問題

   18. ウイルスバスター Corp.サーバからトークン変数%Tを指定した、スパイウェア/
       グレーウェア検出時の通知メールをQmailサーバに送信すると、メールが削除
       される場合がある問題

   19. ウイルスバスター Corp.が、Control Managerにスパイウェアログの正しい処理
       結果コードを送信しない場合がある問題

   20. Windows Vista環境で、システム起動後にウイルスバスター Corp.リアルタイ
       ムモニタ (PccNTMon.exe) プロセスが終了する場合がある問題

       本問題は、標準でユーザーアカウント制御 (UAC) 機能が有効になっている
       Windows Vista環境でのみ発生します。

   21. TmProxy.exeが正常に動作しない場合がある問題

       本問題は、特にマルチプロセッサ環境で発生します。

   22. ウイルスバスター Corp. 8.0のプログラムVerConn.exeが異常停止する場合が
       ある問題

   23. 管理コンソールで、クライアント側のリアルタイム検索ログなど特定の削除
       したいログタイプを選択して処理を実行しても、処理結果にはログが削除されな
       かったことが表示される場合がある問題

   24. 次のウイルス対策製品における自動アンインストール機能サポートの追加

       - Symantec AntiVirus 10.1.394.0 DE 
       - Symantec Client Security 2.0.5.1000
       - CA eTrust ITM Agent 8.1.637
       - CA iTechnology iGateway 4.2.0.1
       - F-Secure Anti-Virus 2008
       - F-Secure Internet Security 2005
       - F-Secure Internet Security 2008
       - F-Secure Client Security 7.10
       - F-Secure Client Security 7.10 - Email Scanning
       - F-Secure Client Security 7.10 - System Control
       - F-Secure Client Security 7.10 - Internet Shield
       - F-Secure Client Security 7.10 - Web Traffic Scanning
       - Softed ViGUARD 2004 for Windows NT

   25. ウイルスバスター Corp.管理コンソールにおいて、検索処理の [検出されたウイ
       ルス/不正プログラムの種類ごとに特定の処理を使用] で [その他] の処理を
       変更した場合、指定した処理がウイルスバスター Corp.クライアントに適用され
       ない問題

   26. ウイルスバスター Corp.クライアントに複数のIPアドレスがある環境で、クライ
       アントIPアドレスの確認時にウイルスバスター Corp.サーバのプロセス
       cgiCheckIP.exeが1分以内に応答しない場合がある問題

       本Patchインストール後に「6. 設定」の5番の手順に従って設定変更をする必要
       があります。

   27. HotmailサーバからのACKを待機中に、ウイルスバスター Corp.クライアント
       TmProxyコンポーネントでタイムアウトエラーが発生する場合がある問題

   28. ウイルスバスター Corp.クライアントで、SYSTEMアカウントがWindows root
       ドライブの書き込み権限を持たない場合、ウイルスバスター Corp.クライアント
       が常にオフライン表示になることがある問題   

   29. レジストリに次のキーが存在する場合、管理者がクライアントを、アップデート
       エージェントとしても一般のクライアントとしても設定できない場合がある問題

       [\\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro\PC-cillinNTCorp\CurrentVersion
       \Misc.\RemoteUpdateAgent]

       本Patchの適用後は、上記のキーが存在する場合に管理者がクライアントを
       アップデートエージェントにも一般のクライアントにも設定できない問題が修正
       されます。

   30. 管理コンソールでセッションがタイムアウトしてWebページが初期設定のログオ
       ン画面にリダイレクトされた際、セッションキーおよびCookieデータが変更
       されずに残ってしまう場合がある問題

   31. ウイルスバスター Corp.クライアントがアップデートを実行するためログオン
       スクリプトを使用する際、管理者権限が要求される場合がある問題

       本Patchの適用後は、クライアントアップデートの際に管理者権限が要求され
       なくなります。

   32. ウイルスバスター Corp. クライアントのファイアウォール機能が有効になって
       いる場合、コンピュータへのログオンが完了するまで時間がかかることがある
       問題

       コンピュータの開始時に、Active Directoryに使われるプロトコルとウイルス
       バスター Corp. クライアントのファイアウォール機能が干渉し合うことにより
       ログオンが完了するまで時間がかかる問題がありました。

       本Patchは、ファイアウォール機能の開始時間を設定する機能を追加し、開始
       時間を遅延させることにより、この問題を修正します。

       本Patchインストール後に「6. 設定」の9番の手順に従って設定変更をする必要
       があります。

   33. MSIパッケージを使用してウイルスバスター Corp.クライアントをインストール
       すると、作成されたクライアントファイルが現在のコンピュータ時刻に変更
       され、その後のHotFixインストールが機能しなくなる場合がある問題

   34. 予約アップデート設定ツール (SUCTool.exe) を使用して、予約アップデートの
       設定を行う際、次のエラーメッセージが表示される問題

      「予約アップデート情報の書き込みにエラーが発生しました。」

   35. 本HotFixの適用後は、ウイルスバスター Corp.サーバの管理コンソール上の
       次のユーザインタフェース表記の問題が修正されます。

       修正 1:
       ウイルスバスター Corp.サーバの管理コンソールのメニューで
       [ネットワーク上のコンピュータ]→[クライアント管理] を選択後、[ステータ
       ス] をクリックすると表示される [ステータスの表示] 画面の文言

       HotFix適用前:
       スパイウィア/グレーウィア検索

       HotFix適用後:
       スパイウェア/グレーウェア検索

       修正 2:
       ウイルスバスター Corp.サーバの管理コンソールのメニューで 
       [ネットワーク上のコンピュータ]→[クライアント管理] を選択後、
       [クライアントツリー管理] の [クライアントの移動] をクリックすると表示
       される [クライアントの移動] 画面で、移動を実行した際に表示される
       メッセージボックスの文言

       HotFix適用前:
      「サーバ名」にクライアント移動ツールしてよろしいですか?

       HotFix適用後:
      「サーバ名」にクライアントを移動してよろしいですか?

   36. 本HotFixの適用後は、詳細検索画面で正しい「IntelliTrap除外パターンファイ
       ル」のバージョンが表示されるようになります。

   37. ウイルスバスター Corp. 7.0からウイルスバスター Corp. 8.0にアップグレード
       した環境でウイルスバスター Corp.クライアントをアンインストールした場合、
       スタートメニューにある「ウイルスバスター Corp.クライアント」の項目が削除
       されない問題

   38. ウイルスバスター Corp.サーバの管理コンソールで、Windows Vista環境の
       ウイルスバスター Corp.クライアント情報をCSVファイルにエクスポートすると
       文字化けが起きる問題

   39. ウイルスバスター Corp.サーバのVerConn.exeプログラムがメモリアクセス違反
       によりアプリケーションエラーになる問題

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