ウイルスバスター コーポレートエディション 8.0 SP1 Patch 3.1 及び ウイルスバスター コーポレートエディション 7.3 Patch 6 公開のお知らせ:サポート情報 : トレンドマイクロ(情報元のブックマーク数)

ITdesignのブログ:ウイルスバスターCorpのPatchが出てます - livedoor Blog(ブログ)経由)

ウイルスバスターCorp 8.0 SP1 Patch 3.1とウイルスバスター Corp. 7.3 Patch 6がリリースされています

ウイルスバスター コーポレートエディション(以下、ウイルスバスター Corp.) 8.0 SP1 Patch 3.1 及び ウイルスバスター Corp. 7.3 Patch 6 を、以下の通り公開することをお知らせいたします。


■公開日

2009年7月1日

■修正内容

修正内容につきましては、Patch 付属の Readme をご覧ください。

ウイルスバスター Corp. 8.0 SP1 Patch 3.1 Readme

ウイルスバスター Corp. 7.3 Patch 6 Readme

サポート情報 | トレンドマイクロ

以下がウイルスバスター Corp. 8.0 SP1 Patch 3.1 の修正内容みたいだが、ほとんど新バージョンと言っていいほど機能が追加されている!

   本Patchにより、次の拡張機能が導入されます。
   拡張機能の詳細はオンラインヘルプを参照してください。

   予約検索の延期
   --------------
   [予約検索の延期] 権限を持つユーザにより、次の処理が可能です。

   * 予約検索の実行前に延期する期間を指定し、検索を延期します。

   * 予約検索が実行中の場合、検索を一旦停止し、しばらく経過した後に再開します。
     検索を再開するまでの時間を指定できます。

   予約検索のスキップと停止
   ------------------------
   実行前の予約検索をスキップまたは実行中の予約検索を停止できます。

   ウイルスバスター Corp.は設定された時間より長時間の検索が続くと、予約検索を
   自動停止することもできます。

   クライアントコンピュータのバッテリー残量が不足しており、かつACアダプタが接続
   されていない場合に予約検索をスキップできます。

   実行されなかった予約検索の開始
   ------------------------------
   予約検索の実行日時にウイルスバスター Corp.クライアントが起動していない場合、
   予約検索は実行されません。この場合、ウイルスバスター Corp.クライアントが起動
   後に、予約検索で指定された時刻になると、日付にかかわらず検索が開始されます。

   予約検索の通知
   --------------
   次回の予約検索および付与された予約検索の権限 (予約検索の延期、スキップまたは
   停止) をユーザに知らせる通知メッセージを表示するように設定できます。


   製品の拡張機能
   --------------
   本Patchは次の拡張機能が含まれています。

   1. 標準警告の設定で「%i」を使用して、感染したコンピュータのIPアドレスを警告
      メッセージに表示できるようになります。

   2. ウイルスバスター Corp.のインストール時に、次の製品を自動で削除できるよう
      になります。

      * Authentium社 Command AntiVirus for Windows Enterprise 4.9x
      * 日本CA社 eTrust Antivirus 8.1.655
      * eScan for Windows 8.0.653.1
      * ESET社 NOD32アンチウイルス 3.0.642
      * ESET社 NOD32アンチウイルス  3.0.667.0
      * カスペルスキー社 Anti-Virus 6.0.3.837
      * マカフィー社 Total Protection
      * マカフィー社 ePolicy Agent 3.6.0.574
      * マカフィー社 VirusScan Enterprise 8.7.0.570
      * Norman社 Virus Control 5.99.0600
      * シマンテック社 Endpoint Protection 11.0.780.1109 
      * シマンテック社 Endpoint Protection 11.0.2010.25 (MR 2)
      * シマンテック社 Endpoint Protection 11.0.3001.2224
      * シマンテック社 Endpoint Protection 11.0.4000.2295
      * シマンテック社 Endpoint Protection 11.0.4000.2295 64ビット版

   3. オフラインのウイルスバスター Corp.クライアントに別のアップデート予約を指
      定することができます。
      ウイルスバスター Corp.クライアントがオンラインの場合は、元の予約アップ
      デート設定を使用します。クライアントがオフラインになると新規の予約アップ
      デート設定に切り換わります。

      設定手順の詳細は「6.2 Patch2インストール後の設定手順 1.」を参照してく
      ださい。

   4.「ウイルスバスター Corp.クライアントWindowsイベントログ」機能をイベント
   ログのタイプごとに異なるイベントIDを割り当てるよう機能拡張
      
   設定手順の詳細は「6.1 Patch3.1インストール後の設定手順 1.」を参照して
      ください。
 
   5. ウイルスバスター Corp.クライアントのアップデートにより予約駆除に対応する
      ようになります。
      
   設定手順の詳細は「6.1 Patch3.1インストール後の設定手順 2.」を参照して
      ください。

   6. Web管理コンソールにおいて、以下の各検索の[検索除外リスト] 情報を
   エクスポートするオプションを追加

      - 手動検索
      - リアルタイム検索 
      - 予約検索 
      - ScanNow

      設定手順の詳細は「6.1 Patch3.1インストール後の設定手順 3.」を参照して
      ください。

   7. ウイルスバスター Corp.クライアントをウイルスバスター Corp.サーバに登録
      する際に、ウイルスバスター Corp.クライアントにあらかじめ設定されている
   リアルタイム検索の有効/無効の設定を保持できる機能を追加
      ウイルスバスター Corp.サーバは、有効/無効の設定をクライアント側で変更
      できませんでした。    

      設定手順の詳細は「6.1 Patch3.1インストール後の設定手順 4.」のを参照してく
      ださい。

   8. ウイルスバスター Corp.クライアントが、レジストリに手動検索および予約検索
      の情報を書き込める機能を追加

      詳細は「6.1 Patch3.1インストール後の設定手順 5.」のを参照してください。

   9. ウイルスバスター Corp.ファイアウォールのアプリケーションフィルタ機能を
      無効にする機能を追加

      設定手順の詳細は「6.1 Patch3.1インストール後の設定手順 6.」を参照してく
      ださい。

   10. Windowsセーフモードでウイルス検索ができる機能を追加

      設定手順の詳細は「6.1 Patch3.1インストール後の設定手順 7.」を参照してく
      ださい。

   11. ホワイトリストの配信機能を追加

      設定手順の詳細は「6.1 Patch3.1インストール後の設定手順 8.」を参照してく
      ださい。

   12. クライアント側のレジストリにHotFix情報を追加することにより、
       ウイルスバスター Corp.のHotFix履歴機能を追加

       注意:
    この機能にはHotFixパッケージのサポートが必要です。以前にリリースさ
       れたすべてのHotFixはHotFix履歴をアップデートできないため、Patch3.1
       以降にリリースされるHotFixパッケージにはこの機能が追加されます。

   13. ウイルスバスター Corp.サーバで複数のインターネットTemporary 
       Internet Filesフォルダへの書き込みアクセスを拒否する機能を追加

       設定手順の詳細は「6.2 Patch2インストール後の設定手順 2.」を参照してく
       ださい。

   14. ウイルスバスター Corp.クライアントのキャッシュ構造に短い名前の形式を追加
       ウイルスバスター Corp.が短い名前の形式でウイルスパターン番号を送信する
       ようになります。

   15. ICMPブロードキャスト応答を処理する機能が追加

       「IpBroadcastSwitch」機能を有効/無効に設定する手順の詳細は、
       「6.2 Patch 2インストール後の設定手順 3.」を参照してください。

   16. 64ビットプラットフォーム環境でウイルスバスター Corp.Image Setupユーティ
       リティ「ImgSetup.exe」をサポート


   2.1 本Patch 3.1で修正される既知の問題
   ======================================
   本Patchで修正される既知の問題は次のとおりです。

   1. 複数の保護されていないコンピュータ上でウイルスバスター Corp.クライアント
      の手動インストールを試みると、ウイルスバスター Corp.クライアントが最初
      のコンピュータにのみインストールされる問題

      この問題は、脆弱性検索ツール (TMVS) を使用してウイルス対策ソフトウェアに
      よって保護されていないコンピュータを検索することにより発生します。ウイル
      スバスター Corp.クライアントがクライアントコンピュータ上に正しくインスト
      ールされなくても、インストールステータスウィンドウがすべてのクライアント
      コンピュータに対して「OK」を表示します。

   2. いくつかのウイルスバスター Corp.クライアントが同一のGUIDを持つ場合に、ウ
      イルスバスター Corp.のWeb管理コンソールにこれらのクライアントのうちの1つ
   しか表示されない問題

      設定手順の詳細は「6.1 Patch3.1インストール後の設定手順 9.」を参照してく
      ださい。

   3. スパイウェア/グレ−ウェアの手動検索の実行時に、ntrtscan.exeでアプリケー
   ションエラーが発生する問題

   4. ウイルスバスター Corp.クライアント情報の一部分のみを変更したにもかからず
      Trend Micro Management Communication Protocol (以下、MCP) エージェントに
   よりすべてのウイルスバスター Corp.クライアント情報がControl Managerに送信
   される問題

   5. OfficeScan NT Listenerサービス開始時に、ウイルスバスター Corp.クライアン
      トが常にヘルプファイルを解凍する問題

      この問題により、「Tmlisten.exe」の起動に時間がかかる不具合が発生していま
      した。 

   6. ウイルスバスター Corp.クライアントが「バージョン情報」ウィンドウに誤った
      リリース日付を表示する問題

      この問題は、コントロールパネルの [地域の言語とオプション] で、[Unicode対
      応でないプログラム] オプションを [タイ語] に変更したときに発生していまし
      た。

   7. Control Managerからウイルスバスター Corp.のライセンスプロファイルを配信す
      る際に、エラーメッセージが表示される問題

   8. Trend Micro ServerProtect for Windows NT (以下、ServerProtect) の一般
      サーバがウイルスバスター Corp. クライアントに移行される際に、移行に失敗
      する問題

   9. ウイルスバスター Corp.サーバが通知メールを送信する際に「GMT+0」を使用す
      る問題

   10. MCPエージェントが、Control Managerサーバに送信する夏時間情報が
       正しくない問題

   11. Client Packagerにより作成されたインストールパッケージを使用してウイルス
       バスター Corp.クライアントをインストールした後に、ウイルスバスター Corp.
       がすべてのHotFixをダウンロードする問題     

   12. ウイルスバスター Corp.クライアントが予約検索設定の変更をアップデートし
       ない問題

  13. Control Manager内のウイルスバスター Corp.クライアント情報がアップデート
       されない問題

   14. ウイルスバスター Corp.クライアントの起動時に、スパイウェア/グレーウェア
       を検出していないにもかかわらず、リアルタイム検索のスパイウェア/グレー
       ウェアログがウイルスバスター Corp.サーバに送られてしまう問題

       この問題により、ウイルスバスター Corp.のWeb管理コンソールの[ネットワーク
       上のコンピュータ]→ [クライアント管理]→[ステータス]→[スパイウェア/
       グレーウェア検索] の [前回のリアルタイム検索] の値が更新されます。

   15. ウイルスパターンファイルが一定の期間アップデートされていない場合、
       ウイルスバスターCorp.クライアントがイベントログを書き込まない問題

       設定手順の詳細は「6.1 Patch3.1インストール後の設定手順 10.」を参照して
       ください。

   16. ウイルスバスター Corp. NTファイアウォールが、未知のTCPネットワークトラ
       フィックをバイパスできる機能を追加

       設定手順の詳細は「6.1 Patch3.1インストール後の設定手順 11.」を参照して
    ください。

   17. ウイルスバスター Corp.クライアント管理コンソールの、手動検索結果ページの
       検索ファイル/オブジェクト数に間違った値が表示される問題

   18. ウイルスバスター Corp.サーバとControl Managerの間で、登録済みのウイルス
       バスター Corp.クライアント数が異なる問題

   19. オンラインヘルプにウイルスバスター Corp.がスパイウェア/グレーウェア標準
       通知の「件名」フィールドでトークン変数「%i」を使用してIPアドレスを
       サポートすると記載されていなかった問題

   20. スパイウェア/グレーウェア標準通知の「件名」フィールドでは、トークン
       「%s Computer with spyware/grayware」が動作しない問題

   21. ログオンスクリプト(AutoPcc.exe) が、Windowsユーザーアカウント制御 (UAC) 
       をサポートしない問題

   22. 予約検索、または手動検索時に、リアルタイム検索サービスが、スパイウェア
       除外設定の再読み込みを行うと、リアルタイム検索サービスの応答が
      (予期せず)停止することがある問題

   23. カスタマイズしたアップデート元からのアップデート選択し、[利用できるユー
       ザ指定アップデート元が見つからない場合、ウイルスバスター Corp.サーバから
       アップデートする]オプションを無効にしても、ウイルスバスター Corp.クライ
       アントがウイルスバスター Corp.サーバからアップデートする問題

   24. 予約検索の設定の「実行されなかった予約検索を開始します」オプションが正し
       く機能しない問題

       ウイルスバスター Corp.クライアントを再起動すると、リアルタイム検索サービ
       スが夏時間の設定変更を誤って検出し、次回の予約検索の日時を再計算し
       てしまうことによって、この問題が発生しました。

   25. 手動/予約検索処理とスパイウェアのホワイトリストの更新が同時に行われた
       場合、検索処理が予期せず停止してしまう問題

   26. ウイルスバスター Corp.サーバがControl Managerサーバにウイルスバスター 
       Corp.クライアントのデータを登録するときに、[クライアントの登録を解除]
       処理が同時に発生すると、Control Managerサーバが一部のクライアントデータ
       を正しく登録できないことがある問題

   27. ウイルスバスター Corp.クライアントの起動時に、Windowsファイアウォールの
       例外設定が初期化されてしまう問題

   28. ウイルスバスター Corp.のファイアウォールサービスが、不正なパケットを
       受け取った際に意図せず終了してしまう脆弱性

   29. 「NTRTScan.exe」の2つのスレッドが同じ「コンテキスト検索」を同時に参照し
       ていると、コンピュータに重大なエラーが発生して再起動する問題

   30. ウイルスが発見されていないのに、ウイルス情報が含まれない通知メール
       が届く問題

   31. ウイルスバスター Corp.のWeb管理コンソールから、OSがWindows Server 2008の
       クライアントの情報をエクスポートすると、CSVファイルのプラットフォーム欄
       に「Win Server Longhorn」と表示される問題

   32. ウイルスバスター Corp.クライアントが64ビット版OSの場合、ウイルスパターン
       ファイルの差分アップデートを実行できない問題

   33.  Control Managerサーバがシャットダウンなどの状態にあり応答が返せない場合
       にも、OfficeScan Control Manager Agentサービスが、Control Managerサーバ
       からの応答を待ち続けて正しく終了しない問題

   34. ウイルスバスター Corp.のPccNTMon.exeプロセスが開始すると、Webレピュテー
       ション機能が無効になっていても、Internet Explorerのプロキシ設定を常に
       確認する問題

   35. スタックオーバフローが原因でブルースクリーンが発生する問題

   36. MSIパッケージを使用時に、ウイルスバスター Corp. 7.xクライアントを
       ウイルスバスター Corp. 8.0 Service Pack 1 Patch 1にアップグレード
       できない問題

   37. あるウイルスバスター Corp.サーバを他のControl Managerの配下に移動した
       後、そのControl Managerにクライアント情報を登録しない問題

   38. 次のレジストリキーを「0」に設定すると、フロッピーディスク (ドライブA: \)
       のアクセスがログイン中のユーザアカウントに制限される問題

       HKLM\SOFTWARE\Microsoft\WindowsNT\
       CurrentVersion\Winlogon\allocatefloppies

   39. 無線LAN等の複数の接続方式を利用してウイルスバスター Corp.サーバに接続
       している場合、ウイルスバスター Corp.クライアントのエントリが重複して
       ウイルスバスター Corp.のWeb管理コンソールに表示される問題

       設定手順の詳細は「6.1 Patch3.1インストール後の設定手順 12.」を参照して
       ください。

   40. シマンテック社のウイルス対策ソフトウェアを実行するコンピュータにリモート
       インストールを使用してウイルスバスター Corp.クライアントが配信されると、
       インストール後にシマンテック社のウイルス対策ソフトウェアが削除されない
       ことがある問題

       この問題は、シマンテック社のウイルス対策ソフトウェアを実行しているコン
       ピュータに管理者以外のアカウントでログインしている場合に発生します。

   41. ウイルスバスター Corp.クライアントがオフライン状態からオンライン状態
       に切り替わる際、Webレピュテーション機能のセキュリティレベルが正しく
       切り替わらない問題

   42. ウイルスバスター Corp. 7.xから8.0にアップグレードを行うと、ファイア
       ウォールサービス名が7.xで使用している「OfficeScanNT Personal Firewall」
       のままになってしまう問題

   43. Windows Vista上で、ウイルスバスター Corp.クライアントのアイコンを右クリ
       ックすると、ポップアップメニューが数秒後により高い位置に移動する問題

   44. ウイルスバスター Corp.クライアントがドメインコントローラとして機能する
       Windows server 2008にインストールされている場合、正しいファイアウォール
       プロファイルが適用されない場合がある問題

  45. ウイルスバスター Corp.クライアントが、フォルダ名の長さが1040文字を越える
     フォルダの検索を行った場合、エラーメッセージが表示され、NTRtScan.exeが
     意図せず終了してしまう脆弱性

以下、ウイルスバスター Corp. 7.3 Patch 6の内容

   2.1 本Patch 6で修正される問題
   =============================

   1. ウイルスバスター Corp.サーバのCGIプログラムに、偽造されたメッセージのHTTP
      リクエストを送信することにより発生するスタックオーバフローの脆弱性の問題

      本Patchの適用後は、スタックオーバフローの脆弱性が修正されます。

   2. ウイルスバスター Corp.サーバの接続状態の確認機能が、ウイルスバスター 
      Corp.サーバデータベースの重複したウイルスバスター Corp.クライアントの
      レコードを削除しない問題

      この問題は、複数のウイルスバスター Corp.クライアントのレコードが同じ
      GUID、IPアドレス、コンピュータ名、開始日、および開始時間をもつ場合に起き
      ます。

      本Patchの適用後は、ウイルスバスター Corp.サーバは、接続状態の確認機能に
      より、重複するウイルスバスター Corp.クライアントのレコードを削除します。

   3. ウイルスバスター Corp.クライアントが、Windowsセーフモードでウイルス検索
      できない問題

      本Patchの適用後は、Windowsセーフモードでウイルスバスター Corp.クライ
      アントがウイルス検索できるようになります。

      本オプションの設定に関する詳細は「6.1 Patch 6用の設定 1」を参照してくだ
      さい。

   4. 「ofcdog.exe」がアプリケーションエラーを発生する問題

      本Patchの適用後は、エラー処理が強化されることにより、アプリケーション
      エラーの問題が解消されます。

   5. 夏時間 (DST) が有効または無効時に、ウイルスバスター Corp.サーバから送信
      されたアウトブレークアラート通知に誤った日付と時間が記載される問題

      本Patchの適用後は、ウイルスバスター Corp.サーバからアウトブレークアラー
      ト通知を送信できるように「TMNotify.dll」モジュールがアップデートされ、夏
      時間の有効/無効にかかわらず正確な日付と時刻が表示されるようになります。

   6. 大量の感染ファイルをアップロードできる十分なメモリが割り当てられないと、
      「PccNTMon.exe」ファイルが予期せず停止する問題

      本Patchの適用後は、「PccNTMon.exe」ファイルに大量の感染ファイルをアップ
      ロードできる十分なメモリが割り当てられない場合でも、「PccNTMon.exe」
      ファイルが予期せず停止しないようになり、感染ファイルはクライアントの
     「SUSPECT」フォルダに隔離されます。

   7. ウイルス検索エンジンが作成した以下の様な一時ファイルが削除されずに
      残ってしまうことがある問題

      <ウイルスバスター Corp.クライアントインストール先フォルダ>\Temp\VSS*.*

      本Patchの適用後は、ウイルス検索サービスが起動するとき時やパターン
      ファイルを読み込むときに、削除されずに残っていた一時ファイルを削除するよ
      うになります。

   8. ウイルスバスター Corp.クライアントのファイアウォールドライバ (CFW) が、
      ペイロードサイズが不正なパケットを受け取った際に、ブルースクリーンを
      引き起こす可能性のある問題

      本Patchの適用後は、ウイルスバスター Corp.クライアントのファイアウォール
      ドライバ (CFW) が、本問題を解決したバージョンに更新されます。

   9. 接続に時間がかかるWAN環境で、HTTPモジュール設定のタイムアウト値を設定で
      きず、ウイルスバスター Corp.クライアントに設定を配信できない問題

      本Patchの適用後は、HTTPモジュール設定のタイムアウト値の設定が可能になり
      すべてのウイルスバスター Corp.クライアントに変更を配信できるオプション
      が追加されます。

      本オプションの設定に関する詳細は「6.1 Patch 6用の設定 2」を参照してくだ
      さい。

   10. 特定の条件下で「cgiOnStart.exe」が応答を停止し、ウイルスバスター Corp.
       サーバのシステム上のCPUリソースを100%使用する問題

       本Patchの適用後は、「cgiOnStart.exe」のエラー処理メカニズムが強化され
       特定の条件下での無限ループ状態が回避されます。

   11. ウイルスバスター Corp.サーバが、稼動していないウイルスバスター Corp.クラ
       イアントと他の稼動中のウイルスバスター Corp.クライアントとが同じGUIDを持
       つ場合に、稼動していないウイルスバスター Corp.クライアントのデータベース
       レコードを削除しない問題

       本Patchの適用後は、ウイルスバスター Corp.サーバは、稼動していないクライ
       アントが稼働中のクライアントと同じGUIDを持つ場合に、稼動していない
       クラアイントのデータベースレコードを削除するようになります。

   12. リアルタイム検索、手動検索、ScanNow、または予約検索の設定がウイルスバス
       ター Corp.管理コンソールのルートレベルから配信されるときに、ウイルス
       バスター Corp.サーバの設定によりウイルスバスター Corp.クライアントの
       ローカルの除外フォルダ設定が上書きされる問題

       本Patchの適用後は、ウイルスバスター Corp.クライアントで、
       「KeepLocalExcludeFolder」DWORDレジストリを「1」に設定すると、ウイルス
       バスター Corp.サーバでローカルの除外フォルダが上書きされなくなります。

       本オプション設定に関する詳細は「6.1 Patch 6用の設定 3」を参照してくださ
       い。

       また、本修正に関する既知の問題は「7. 既知の制限事項」を参照してください。

   13. ウイルスバスター Corp.クライアントがウイルスバスター Corp.サーバから
       リアルタイム検索の有効/無効設定を取得してしまうことがある問題

       本Patchの適用後は、ウイルスバスター Corp.クライアントがウイルスバスター 
       Corp.サーバに登録される際に、元のリアルタイム検索の有効/無効の設定を保持
       できる機能が追加されます。

       本オプションの設定に関する詳細は「6.1 Patch 6用の設定 4」を参照してくだ
       さい。

   14. ウイルスバスター Corp.クライアントにルートキット対策モジュール (RCM)
       機能を追加

       ウイルスバスター Corp.クライアントでRCM機能を有効にする詳細手順について
       は「6.1 Patch 6用の設定 5」を参照してください。

       本Patchの適用後、設定を有効にすることでこの機能を使用することができます。
       この機能により、ルートキットを駆除し、ルートキットを利用して検出を回避す
       る不正プログラムを識別できるようになります。

   15. ウイルスバスター Corp.クライアントの手動検索中に、ウイルス検索エンジン
       をアップデートした際に発生する下記の問題

         a.タスクトレイに表示されるアイコンが「検索中」の表示のままである問題

         b.アイコンを右クリックをしたときに表示されるメニューがすべてグレー
           アウトし、選択できない問題

         c.ウイルスバスター Corp.クライアントのアンロードができなくなる問題

       本Patchの適用後は、「NTRTScan.exe」におけるエラー処理の機能が強化され
       ます。この結果、手動検索中にウイルス検索エンジンがアップデートされたと
       き、ウイルスバスター Corp.クライアントのアイコンが通常の状態に戻るよう
       になります。その後は、アイコンを右クリックすると表示されるメニューの選
       択や、クライアントのアンロードができるようになります。

   16. ウイルスバスター Corp.コンソールで、設定をインポートすると、ポップアップ
       メッセージで「CGIエラー」が表示され、表示後に設定をインポートできない問
       題

       本Patchの適用後は、設定をインポートできるようになります。

   17. ウイルスバスター Corp.クライアントがウイルスの疑いのあるファイルを検出
       したときに、手動検索と予約検索で処理が異なる問題

       本Patchの適用により、ウイルスバスター Corp.クライアントはウイルスの疑い
       のあるファイルを検出したときに、手動検索と予約検索で同じ処理を行うよう
       になります。

   18. ウイルスバスター Corp.クライアントのインストールパッケージを使用してクラ
       イアントをインストールすると、「セットアップを実行するための使用可能な
       メモリが十分ではありません」という内容のエラーメッセージが表示される問題
       
       拡張メモリ容量が大きいシステムで「Setup.exe」ファイルを起動できませんで
       した。

       設定手順については「6.1 Patch 6用の設定 6」を参照してください。

   19. 「cgiOnUpdate.exe」または「cgiRqAlertMsg.exe」が破損したデータを受け
        取ったときにアプリケーションエラーを発生することがある問題

       本Patchの適用後は、エラー処理機能が強化されるため、問題が解消されます。

   20. ウイルスバスター Corp.クライアントが、フォルダ名の長さが1040文字を越え
       るフォルダの検索を行った場合、エラーメッセージが表示され、「PccNT.exe」
       が意図せず終了してしまう脆弱性の問題

       本Patch適用後により、ウイルスバスター Corp.クライアントがフォルダの検索
       を行う際に、動的に確保したメモリを使用するようになり、本脆弱性が解消さ
       れます。

screenshot