PART3 遅れないITエンジニアの秘訣 - 進捗遅れをなくそう:ITpro(情報元のブックマーク数)

成果物を進捗送れなしに出すために、まず少しの時間を使って手をつけ始める。

WBSのタスクに加えて、プロジェクトの課題管理表からいくつかのチーム課題をアサインされたり、成果物の1次レビュー、議事録の作成などの雑務が次々と割り当てられる。こういう状況にあるITエンジニアにとって、個人に割り振られた作業のすべてを期間内に終わらせるのは容易ではない。作業が多すぎて適切にスケジューリングができなくなったり、期限の間際に割り込み作業が入って追い込みが利かなくなったりして、進捗遅れを起こした経験は誰しもあるだろう。

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全体像をみた上で、遅れそうなら早めに処理するなりの対処をする、手がけ始めて時間が足りないとかを予防するため。

まず、(1)作業が多くなった場合でも適切にスケジューリングを行うにはどうしたらよいか。プリベクトの北山一真氏は、プロジェクトで難しそうな作業をアサインされたら、10分、20分といった空き時間を見つけ、すぐに少しだけでも手を付けるという。
手を付ければ作業完了までのイメージがはっきりするので、小さな作業に分解し、関係者やリスク、所要時間をできるだけ明確化する。いわば段取りを考えるわけだ。これを最初に実施しておくことで、適切にスケジューリングしやすくなる

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担当自身からのアピールも必要。確かになぁ、何でも受けるのではなく、埋まり具合をアピールして断ることも大切か。

販売管理システムなどのシステム開発を手がけるエルムの長倉淳朗氏(ビジネスソリューション事業部 東日本エリア 営業企画室 グループリーダー)は、自分の担当作業を予定としてグループウエアサイボウズ)のカレンダーに記入していく(図2下)。そのとき、重要度や緊急度の高い作業を優先してカレンダーを埋めていく。
新たな作業を割り当てられるとカレンダー上で作業の入れ替えがたびたび発生するが、「自分の負荷状況がカレンダーの埋まり具合によって一目で分かる」(長倉氏)。さらに宮山氏と同様、このカレンダーをプロジェクトマネジャーに見せることで、無理なアサインを回避できるという。

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