「勉強会」を成功させるために知っておきたいポイント 【リクルートのアクセス解析担当者が明かすノウハウ】(1/4):MarkeZine(マーケジン)(情報元のブックマーク数)

社内勉強会のノウハウポイント。

私は毎月、社内講師を行っていますが、なかなか満足いく勉強会が出来ておりません。しかし、繰り返し実施していくなかで気づいた事も沢山ありました。今回はその内容を紹介いたします。大きく分けて「準備編」「会場セッティング編」「当日編」「アンケート編」の4つになります。

「勉強会」を成功させるために知っておきたいポイント 【リクルートのアクセス解析担当者が明かすノウハウ】 (1/4):MarkeZine(マーケジン)

これは本当に大切。母集団を知って母集団にあわせた内容の話をする。

勉強会を成功させるためには、相手のことを知ることです。

勉強会ごとに完全にカスタマイズした内容を作るのは難しいかもしれませんが、相手に応じて数枚のスライドを追加したり削除したりという事は可能かと思います。はじめてアクセス解析を使う人なのか? 今までもアクセス解析を使っていたが、新しいツールを学ばないといけないのか? 集客・サイト内改善どちらの担当なのか? 話す相手はいろいろです。可能であれば、事前に参加者に簡単なヒアリングをしておきましょう。

「勉強会」を成功させるために知っておきたいポイント 【リクルートのアクセス解析担当者が明かすノウハウ】 (1/4):MarkeZine(マーケジン)

当日気をつける10のポイント。結構色々忘れがちなものが書かれているのでメモ。

以下の10点を確認しておきましょう。

  • 自分のノートPCの持ち込みはOKか?
  • プロジェクターを使う場合、その繋ぎ方は?
  • ある程度部屋が大きい場合は、マイクやレーザーポインターは用意されているか?利用の仕方は?
  • 参加者が座るレイアウトは?座っている位置から画面は見やすいか?
  • 電気を消す場所は?全消灯ではなく、スクリーンの周りだけ消すことが可能か?
  • 利用者のノートPCは用意されているのか?ログイン用のIDとパスワードは?ネットへの接続方法は?(可能であれば事前に対象のPCに使うアクセス解析ツールのURLをブックマークしておくとスムースです)
  • ホワイトボードの有無は?(お知らせを書くときに便利です)ペンはちゃんとインクが残っているか?
  • 勉強会の開催時間の前後30分あるいは1時間も会議室の利用は可能か?
  • 飲食は許可されているか?
  • 電源やLANの確保は出来るか?(備え付けのPCではなく、参加者にPCを持ち込んで貰う場合は、別途タップやハブを用意する必要があるかもしれません)
「勉強会」を成功させるために知っておきたいポイント 【リクルートのアクセス解析担当者が明かすノウハウ】 (3/4):MarkeZine(マーケジン)

アイスブレイクしまくりな私ってwwww、「お菓子は潤滑油である」らしいですよ!奥さん!!!

当日の進行という観点からこちらに入れております)。

  • アイスブレイクは最小限に。
  • 緊張感を保つため、参加者に質問しながら進めていきましょう
  • ヘルプの人を最低1名は確保しましょう
  • 時間を管理してもらったり、PC操作で上手く出来ない人を助けてもらったり、準備と片付けを手伝って貰ったり、後で感想を貰ったり、一人いるだけでも非常に助かります
  • 分からないことは素直に分からないと言いましょう
  • 自信が無い場合は、持ち帰って別途確認した上で、連絡をしてあげましょう
  • 多少スケジュールに柔軟性を持たせましょう。疲れている人が多ければ早めに休みを入れるなど
  • チョコレートやビスケットなどのお菓子を途中で投入しましょう。社内の人が「お菓子は潤滑油である」といっていました。特に疲れが出てきた時には効きます。最初からではなく途中からの投入がポイントです
  • PCが立ち上がらない、ログイン出来ない、回線速度が遅い、コンセントが足りない、などPCを使った実習ではトラブルがおきがちです。ヘルプの人に面倒を見て貰いながら、どうにもならない場合は、別の人と一緒の共同作業にしてしまいましょう
  • 演習を行って貰うような動機付けを必ず行いましょう。一人一人の作業だと、「まぁいいや」と演習を行わない場合があります。QA形式の演習にして必ず誰かに答えて貰うとか、グループワークにして、勉強会に「参加」をしてもらいましょう
  • 必要に応じて空調を調整しましょう。暑すぎず・寒すぎず。大抵は講師の方が、話すエネルギーを使っているので「暑い」と感じがちです。講師は多少暑くてもガマンしましょう(笑)
  • 全体での質疑応答とは別に、終了後にも残って質疑応答をしましょう。大勢の中では質問を聞かない人が結構多いです。終わった後に1対1で質疑応答をする時間を確保し、それを伝えましょう。意外と質問されますよ
「勉強会」を成功させるために知っておきたいポイント 【リクルートのアクセス解析担当者が明かすノウハウ】 (3/4):MarkeZine(マーケジン)

オンラインアンケートってあんまり集まらないんだよなぁ・・・てかPCもってきてくれる人少ないし・・・

アンケートは「その場で書いて貰う」あるいは「各自オンラインに接続するPCがあるのであれば、オンラインでその場で答えて貰う」事をオススメします。特に後者は集計も楽ですし、タイピングの方がより多くのフリーコメントを書いて貰える傾向にあるので、出来ればオンラインで回答をしてもらいましょう。私はGoogleDocsのアンケート機能を使っています。オンラインで簡単に答えることが出来、しかも結果を共有したり、グラフ化してくれるため大変便利です。

「勉強会」を成功させるために知っておきたいポイント 【リクルートのアクセス解析担当者が明かすノウハウ】 (4/4):MarkeZine(マーケジン)

勉強になる。社内勉強会と社外勉強会の違いはこんなにもなのか・・・fmfm

アンケートの作り方に関しては、いくつかTIPSがありますので、それらを紹介します。

  • 5段階評価にはしない。4段階・6段階などにして、平均より良い・悪いを明確にしましょう。5段階で3という評価ほど参考にならない物はありません(以前勤務していたマイクロソフト株式会社では7段階評価を取り入れていた記憶があります)
  • フリーコメントを重視。そのためには「いかに書きやすい質問をするか」がポイントです
  • しっかりと書いて貰うために素直にお願いをしましょう。「勉強会が終わって疲れているかと思いますが、アンケートの結果を非常に重視しており、今までもその結果、様々なコンテンツの追加や見直しを行ってきました。ぜひご協力お願いします」と言ってしまいましょう
  • 改善に活かせる質問をしましょう。自分が答える側に回ったら、どういう回答を書くかを考え、その内容だったら改善に活かせるか?を考えてみましょう
  • 質問数は遠慮しなくて良いです。意味があることであれば全て聞きましょう
  • 匿名にする意味もありません。必ず名前あるいは個人を特定出来る情報(社員番号など)を書いてもらいましょう。必要に応じてその人とコンタクトを取って、改善に活かしたり、協力をしてもらったりしましょう
  • 特に主観的になりがちな事は聞かないようにしましょう。「あなたのアクセス解析レベルは?」とか「本日の講義内容は理解出来ましたか?」という質問は意味ありません。そういった内容を聞きたい場合は「本日説明した●●については理解出来ましたか?」とか「アクセス解析をつかって△△という分析をしたことはありますか?」という質問の仕方をしてみましょう
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