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TMCM 5.0 Patch3がリリースだそうです

Trend Micro Control Manager 5.0 Patch 3の公開をお知らせいたします。

■公開日
2009年4月13日

■修正内容
付属のReadme、または製品Q&Aをご確認ください。

サポート情報 | トレンドマイクロ

今回は不具合対応じゃなくって、新機能追加って感じか。

2. 新機能
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   Control Manager 5.0 Patch 3を適用すると、Control Manager 5.0で次の新機能が
   実現されます。

   1. 次がサポートされます。

       - ウイルスバスター コーポレートエディション (以下、ウイルスバスター 
         Corp.) の新規コンポーネント
       - ウイルスバスター Corp.の新規ステータスログ
       - InterScan for Microsoft Exchange用64ビットURLフィルタエンジン

   2. ウイルスバスター Corp.コンポーネントのステータスが検索方法に応じて表示さ
      れます。

   3. スマートスキャンサーバ用のウイルスパターンファイルをダウンロードでき
      ます。

   4. 期限切れのウイルスバスター Corp.アクティベーションコードがライセンス管理
      コンソールで非表示になります。 これらのアクティベーションコードは 
      [表示] ボタンをクリックすれば表示できます。

   5. 製品ツリーナビゲーションとレポート生成のパフォーマンスがさらに向上してい
      ます。

   6. 本バージョンのControl Managerでは、管理対象製品として次の製品が正式
      サポートされます。
       - Trend Micro InterScan Web Security Virtual Appliance 3.1
       - Trend Micro InterScan Messaging Security Virtual Appliance 7.0
       - Trend Micro Network VirusWall Enforcer 1200 SP1 
       - Trend Micro Network VirusWall Enforcer 2500 SP1 
       - Trend Micro Threat Discovery Appliance

それにしても、修正も結構多いなw

   2.1 解決された既知の問題
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   Control Manager 5.0 Patch 3では、次の問題が解決されています。

   1. 名前の文字数が半角で64文字を超えるOSにインストールされたトレンドマイクロ
      製品は、Control Manager 5.0に正常に登録できませんでした。

      Patch 3を適用すると、Control Manager 5.0でOS名のデータベースフィールドの
      サイズが128バイトに拡大されます。

   2. Control Manager 5.0に管理下の製品が多数登録されている場合、Control 
      Manager 3.5サーバの親として動作すると、次の問題が発生していました。

      - 親Control Managerのパフォーマンスが許容できないレベルまで低下する
      - ユーザがControl ManagerのWebコンソールに一貫してログオンできなくなる

      Patch 3を適用すると、階層管理環境において、管理下の製品が多数登録されてい
      るControl Manager 5.0のパフォーマンスが改善されます。 Control Manager 5.0
      のパフォーマンスが改善されると、ユーザはControl ManagerのWebコンソールに
      問題なくログオンできるようになります。

   3. tb_IMSSDataテーブルのサイズが大きくなると、このテーブルの情報処理に要する
      CPUリソースの量が著しく増加しました。 

      Patch 3では、tb_IMSSDataテーブルのインデックスが追加されています。
      その結果、tb_IMSSDataテーブルのサイズが大きくなっても、テーブルの情報処理
      に要するCPUリソースの量は実用的なレベルに維持されます。

   4. ウイルスバスター Corp.クライアントの登録が解除されても、Control Manager
      データベースにはクライアント情報が格納されたままでした。

      Patch 3を適用すると、Control Manager 5.0で管理下の製品やクライアントの登
      録が解除された場合に、その残存情報が削除されるようになります。

   5. Control Manager5.0では、夏時間 (DST) が有効にされていると、Control 
      Managerと製品との時間を同期できませんでした。 その結果、生成されるステー
      タスログに誤ったタイムスタンプ値が含まれていました。 

      Patch 3を適用すると、夏時間 (DST) が有効にされていても、Control Manager 
      5.0でControl Managerと管理下の製品との時間を同期できるようになり、 新しい
      ステータスログのタイムスタンプ値が正確になります。

   6. Hot Fix 1616を適用すると、cmdProcessor.exeが自動的に再起動されました。 
      この現象は、Control Managerのデバッグログが有効にされているときにControl 
      Managerが再起動されると発生します。

      Patch 3を適用すると、Control Managerのデバッグログが有効な場合にControl 
      Managerを再起動しても、cmdProcessor.exeは自動的に再起動されなくなります。
   
   7. Control Managerでは一定時間内に大量の通知メールを処理できませんでした。

      Patch 3をインストールすると、Control Managerで短時間に大量の通知メールを
      処理できるようになります。

   8. 製品ディレクトリで検索結果フォルダをクリックすると、メニュー項目ボタンが
      表示されず、検索したエンティティへまとめてタスクを実行することができませ
      んでした。

      Patch 3をインストールすると、検索結果で製品エンティティのタスクを操作
      して適用できるようになります。
   
   9. 参照データを利用するActive Directoryアカウントを使用してControl Manager
      コンソールにログオンできませんでした。

      Patch 3を適用すると、Control ManagerでActive Directoryアカウントの基本
      DNが保存されるようになります。 ユーザがActive Directoryアカウントを使用
      してControl Managerコンソールにログオンしようとすると、Control Manager
      ではこの基本DN情報が使用されます。 これによりユーザは、参照データを利用
      するActive Directoryアカウントを使用してControl Managerにログオンできる
      ようになります。
  
   10. ウイルスバスター Corp.関連レポートには、期限切れのコンポーネント情報が
       表示されていました。

       Patch 3では、最新のコンポーネント情報を表示するように次のレポートが
       アップデートされています。

       - ウイルスバスター Corp.配信状況レポート
       - 期限切れのウイルスバスター Corp.クライアントレポート
       - 統合レポート
   
   11. Patch 3を適用すると、管理者がシングルサインオン (SSO) を使用してControl 
       Manager 5.0コンソールからウイルスバスター Corp.サーバにログオンする場合
       にも、次のようになります。

       - ウイルスバスター Corp.サーバのコンソールが適切に動作する。
       - 「プラグイン管理」がウイルスバスター Corp.サーバのコンソールに適切に
         表示される。

   12. Patch 3を適用すると、大規模感染予防ポリシーのユーザインタフェース設定
       では、Control Managerに「InterScan for Lotus Notes」ではなく「InterScan 
       for Domino」と正しく製品名が表示されるようになります。

   13. Patch 3では、アドホッククエリ画面にアクセスする際のControl Managerのパ
       フォーマンスが向上しています。 

   14. Control Managerで正しくない製品プロファイルを受信した後も、「製品情報の
       取得」コマンドのステータスは「処理中」のままになっていました。

       Patch 3を適用すると、Control Managerで受信した製品プロファイルが正しく
       ない場合、「製品情報の取得」コマンドのステータスは「失敗」になります。

   15. Patch 3を適用すると、Control Managerでは、ユーザがフォルダで製品を選択し
       た際に、そのフォルダの横に灰色のボックスが表示されます。 このユーザイン
       タフェースの機能強化は、アドホッククエリ、レポート生成、およびユーザアカ
       ウント変更の実行時における製品ツリーでの製品の選択に適用されています。

   16. Patch 3では、InterScan for Domino 5.0に対してControl Managerから発行され
       る大規模感染予防ポリシー (OPP) の形式が訂正されています。

   17. Patch 3を適用すると、レポートサーバへのIPCリクエストが減少し、拒否の問題
       が解決されます。 したがって、Control Managerレポートを適切に生成できる
       ようになります。

   18. Patch 3を適用すると、Control Managerの概要画面でユーザが [コンポーネン
       ト数] リンクをクリックした場合に、適切なコンポーネントパターンファイル
       とエンジン情報が表示されるようになります。

   19. Patch 3では、CasProcessor.exeとMsgReceiver.exeのプロセスでメモリリーク
       の問題が解決されています。

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