スマートスキャンパターンが更新されていない事象について:サポート情報 : トレンドマイクロ

(情報元のブックマーク数

TMCMのパッチが当たってない環境で、スマートスキャンパターンが更新されていない不具合があったらしい。

ウイルスバスターコーポレートエディション(以下、ウイルスバスターCorp.)とTrend Micro Control Manager(以下、TMCM)が連携している場合、スマートスキャンパターンファイルの更新がされていない場合がありますので、ご確認をお願いします。

■発生する事象
ウイルスバスターCorpサーバが、TMCMからスマートスキャンパターンを更新できない。
■対象バージョンおよび条件
以下条件すべてに合致した場合が該当します。
ウイルスバスターCorp.クライアントの検索方式に「スマートスキャン」を使用 スマートスキャンのクエリ先として、以下のいずれかをご使用 - ウイルスバスターCorp.11.0 - ウイルスバスターCorp.10.6 Service Pack 3 Patch2 Critical Patch 5712以降 - Smart Protection Server 3.0 TMCM 6.0 Service Pack 1を未適用 スマートスキャンパターンのアップデート元をTMCMへ変更 ファイルレピュテーションサービスアップデート元が「その他のアップデートサーバ」になっており、かつそのアップデート元を、TMCMに指定している
条件および確認方法詳細は、以下FAQをご確認ください。 スマートスキャンパターンが更新されていない事象について
■事象詳細
上記条件に合致する環境でご使用の場合、ウイルスバスターCorp.サーバは最新のスマートスキャンパターンに更新ができず、ウイルスバスターCorp.クライアントからクエリーリクエストがあった場合、古いパターン情報を元に結果を返します。 その結果、最新のスマートスキャンパターンに追加されたマルウェアの検出が行えておりません。
■原因
ウイルスバスターCorp.11および10.6 Service Pack 3 Patch2 CP5712ではスマートスキャンパターン2.0へ対応をしております。しかし、TMCM 6.0は Service Pack 1よりスマートスキャンパターン2.0へ対応しているため、TMCM 6.0 Service Pack 1を未適用の環境からは、スマートスキャンパターンが更新ができないためです。
■暫定対応策
ウイルスバスターCorp.またはSmart Protection Serverがインターネットへ接続できる環境の場合、スマートスキャンパターンのアップデート元を「トレンドマイクロアップデートサーバ」へ変更します。

サポート情報 : トレンドマイクロ

https://app.trendmicro.co.jp/support/news.asp?id=2313