信金中央金庫でシステム障害、74万件の為替取引を処理できず:ITpro

信金中央金庫のデータ通信システムで障害が発生しているそうです。

ネットワーク障害との予想らしい。。。。。

信金中央金庫の「全国信用金庫データ通信システム」(全信金システム)に2008年2月25日、障害が発生し、振込などの処理ができなくなった。夜 10時現在、全国の信用金庫から銀行など信用金庫以外への振込といった為替取引約83万件のうち、74万件が未処理のままという。原因はまだ分かっていない。
障害が発生したのは午前8時30分ごろ。「全信金システムからの振込データがシステム内部に滞留し始めた」(全信金システムを運営管理する、しんきん情報システムセンター=SSC)という。「全国銀行データ通信システム(全銀システム)側にシステム障害がないと確認できたため、全信金システム側のシステムかネットワークに問題があると判断した」(同)。信金中央金庫は午後1時30分、全国の信用金庫にシステム障害が発生していると通達した。

これがさのさんが心配していたこと、不渡り手形でる可能性もあるよ、、、って

群馬県内の信金の口座から別の銀行口座に入金を予定していた40代の男性事業主は、関連会社から現金が振り込まれず、取引先や従業員の給料など一切の支払いができなくなったという。「仕方がないので、現金で支払うしかなかった」と怒りをあらわにした。

向かいだったからいいけど・・・・・・・

福島県須賀川市須賀川信用金庫では、会社を経営する男性が地銀に振り込む予定だった1億円が振り込めなくなった。このため信金の職員4人が現金1億円を二つのジュラルミンケースに分け、道路を隔てて向かいにある地銀支店まで運んだという。

電文送信ソフトのバグだそうです。

信金システムを運営管理する、しんきん情報システムセンター(SSC)の経営企画部によれば、障害の原因は「電文を送信するソフトのバグ」。現在、全信金システムと全銀システムの接続は「正規のルートではなくバックアップを使っている。午前4時前に接続テストを実施し、バックアップでも機能と負荷は問題ない」(信金中金広報室)という。不具合の詳しい内容は判明していない。全信金システムのソフトウエアはNTTデータが開発した。

泣く人が独りもいないようにがんばってください。

74万件の未処理データの決済日付が1日遅れてしまうという問題については、「(本来処理すべきだった)25日としてもらえるようにこれから全国銀行協会や各金融機関に働きかけていく」(信金中金広報室)。

送信データの処理数が閾値を超えた場合のソフトウエアにバグだったそうです。

送信中にPauseをかけるような、プログラムかな。

SSCによると、送金データの処理量が一定量を超えた場合にはたらくソフトウエアの調整機能に不具合があり、障害につながったという。

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