中国政府が「ビットコイン撤退」を決めた深い理由(宿輪 純一) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

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中国でマイニングできなくなると、結構大変な状況にならんかなぁ・・・って暴落したのか

マイニングとは、簡単にいうと、ブロックチェーンのベースとなる一定時間の金融決済の塊り、つまり、新たなブロックを生成し、その報酬としてビットコインを受け取ること。それには膨大なコンピュータ業務が必要になる。
中国がマイニングの中心といっても、行われているのは四川省雲南省内モンゴル自治区等であり、これらの地域は電気代や土地代が安いだけではなくて、税制面でも優遇されていた。
今回、撤退の指示の他、税制上の優遇もやめ、電力消費量の制限も課せられた。実質的に事業の継続が出来なくなっている。
この案件を考えるときに浮かび上がるのは、単純な仮想通貨の仕組みや価格上昇の問題だけではない。仮想通貨のマイニング事業の、大量の電力消費も問題の一つなのである。
昨年10月の第19回中国共産党全国代表大会において、習近平国家主席は2期目を迎えた。そして中央経済工作会議を経て、2020年までに手掛け3つの重要課題を挙げた。それが、汚染防止、金融リスク防止、貧困脱出である。

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