トレンドマイクロ、「制御システム管理者のセキュリティ意識調査結果」を公開|セキュリティ・マネジメント|トピックス|Computerworld(情報元のブックマーク数)

ウイルス懸念とかしょうがないし、アップデートできないのは、とてもかわいそうだと思う。

トレンドマイクロは8月23日、「制御システム管理者のセキュリティ意識」に関する調査リポートを公開した。それによると、管理者の7割がウイルス感染に対して懸念を持っているものの、4割は具体的な対策方法がわからないと回答していることが明らかになった。
同調査は、電力、ガス、水道、鉄鋼、石油、化学、食品、飲料、製薬、自動車などの制御システムは管理者550名を対象にしたもので、調査期間は2012年7月18日から25日の7日間。
同調査によると、回答者の75.8%が、「自社の制御システムにおいて、ウイルス感染のセキュリティリスクが存在する」と回答したという。さらに、「ウイルス感染による被害を防止するためのセキュリティ対策の必要性を感じるか」との質問には、73.5%が「必要性を感じている」と回答した。
一方、「ウイルス感染による被害を防止する具体策を知っているか」との問いには、42.2%が「具体的な対策方法がわからない」と回答したことが明らかになった。
また、「自社システムのウイルス感染のセキュリティリスク評価は実施されているか」の問いには、46.4%が「評価済み」と回答した。内訳を見ると、情報システム部門が関与している場合は67.5%だったが、情報システム部門が非関与・不明の場合は29.3%という結果になった。
同結果についてトレンドマイクロでは、「これまで制御システムは、独自のOS、独自のプロトコル、クローズドネットワークでの運用が主だったが、近年は汎用OS、汎用プロトコルの採用、外部ネットワークとの接続、外部記憶媒体を用いたデータ交換等のオープン化が進んでいる。これに伴い、制御システムの可用性に影響を与えるセキュリティインシデントの報告数は増加傾にあり、制御システムのセキュリティ対策の必要性が高まっている」としている。

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