社内勉強会のノウハウとかBlogに上がってたのでメモ

中小企業のために学校教育とは違う勉強会のすゝめ

中小企業にとって“超人材難時代”がやってくる。ならば、既存勢力の育成で対抗するしかない。そのためのツールはもちろん“勉強会”である。
「勉強会」というと、教師がホワイトボードの前に立ち、対面する生徒たちが黙然とかしこまっている状況を直感的に思い浮かべる人が多いかもしれない。
そんな辛かった学校教育の延長のごとく、経営者がイメージするなら、はからずも勉強会は「無用の長物」となる。

http://www.tkc.co.jp/senkei/backnumber/0712/special.html

勉強会は双方向性、社内勉強会での成果と待遇は別物、人材を育てる、絆を深めるためのもの

異論はあるかもしれないが、学校教育は漠然とした「個人の成長」が目的であるのに対し、社内勉強会は、あくまで会社という容れ物の「全体最適」が到達地点。理屈的には、個人の成長はすべて会社の成長(充実)に結びつけられなければならない。この大前提を社員に示していないために、「勉強」という言葉が「ダラダラと続く苦行」というイメージに転換してしまうのである。
とはいえ、「会社の成長」にこだわりすぎて、勉強会の成果を賃金などの待遇と直接結びつけようとするのは行き過ぎである。
人事政策研究所の望月禎彦氏は「社内勉強会の大きなメリットの1つは、自分たちで人材を育て、絆を深め、一丸となる効果にある」という。だとすれば、待遇によって差をつける競争型の施策は、目標管理など別の制度で行えば十分だろう。

http://www.tkc.co.jp/senkei/backnumber/0712/special.html

では社内勉強会のメリットは、インタラクティブな空気→自己表現→モチベーションアップ

月氏のいう「メリット」を享受するために、極めて重要になってくる要素が「双方向性」である。安易に勉強会を企画すると、日本の学校教育のように教える側が一方的に喋るスタイルに陥りがちだ。そこを打ち破って、いかに社内勉強会にインタラクティブな空気をつくっていけるかが成否を分ける。
さてそれでは、双方向性によってどんなメリットが期待できるのか。
MSIグループの市川正人代表はこう表現する。
「中小企業には子供のころからあまり褒められたことのない若者たちも沢山います。彼らは他人から承認されることに飢えているので、勉強会の場で自己を表現したり経営者とコミュニケートすることをとても喜ぶ。それが、働くモチベーションになっていくのです」
今回多くの成功事例を取材してみて、ほぼすべての経営者が「社内勉強会の最大の目的は社員の動機付け」と考えていることに驚いた。つまり、具体的成果は二の次で、やる気を引き出す仕掛けとして勉強会を位置づけているのだ。前出の望月氏も「あまりに性急に結果を求めたり、内容を盛り込みすぎたりすると余裕がなくなり失敗する」と断じる。

http://www.tkc.co.jp/senkei/backnumber/0712/special.html


やり始めるのに失敗は当然、失敗もプラスに受け止めるのも大切、100%なんて無いので、やってみることが大切。できる限り良い方向は二の次かもしれない。

まずやるべきことは、「新しいことに取り組んでみたい」と上司に直訴することです。それも、急に言い始めると唐突なので、ことあるごとに、「自分を成長させるために、ぜひ新しいプロジェクトに取り組んでみたい」とつぶやくのです。
ただ、こうやって直訴しても、そう簡単に新しいことはやってきません。最初は小さな一歩からスタートするでしょう。「いつも、新しいことをやりたいと言っているから、まずこんなことはどうだ」と試されるわけです。
このとき、「やったことがないから」と臆することは、禁物です。失敗してもいいから、というと語弊がありますが、一〇〇%の成功を求めていたら、何も新しいことに取り組めません。失敗の可能性があったとしても、いや失敗の可能性があるからこそ、やるべきなのです。
失敗するかもしれない。でも、本人のがんばりで成功させることができるかもしれない。そうしたことに取り組むことが、大げさに言えば「生きる」ということなのです。「新しいことに取り組みたい」というのは、「よりよく生きたい!」という訴えでもあるのです。だから、胸をはって訴えるべきです。

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実際に手を動かしてアウトプットか、確かに大切だな、僕もFreeBSD(98)を会社のリースアップ直前のパソコンに入れて、Proxyサーバにしたことで、COBOLerからネットワーク屋になったんだし・・・あとから手を動かしたことが実になるんだろうな、思い起こせばあそこで出したアウトプットが結果こうなったんだ・・・ってな具合にね。

そこで取り組んでほしい「やること」が、社内勉強会です。社内の有志を集めて勉強をし、そこでの成果を社内で発表していくのです。
これは非常に大きな効果があります。たとえばインターネットが登場したこと、広告代理店のなかでは、有志が集ってインターネットにおける広告の役割についての勉強会がスタートし、それがそのうち会社公認の勉強会となり、最終的には、インターネット広告の部署に昇格していくといったことがありました。
それは今のソーシャル・ネットワークを通じたソーシャル・マーケティングの流れでも同様です。もしそれに取り組みたいと思ったら、社内で勉強会を開き、そこで優れたアウトプットをしていけば、必ず認められるはずです。
こうした勉強会は、ただ単に会社を批判するより、よっぽど建設的です。インターネットが出てきたときに、「この会社はインターネットへの取り組みが遅い」と批判する人はたくさんいましたが、具体的にこうしてインターネットを勉強しようとした人は多くありませんでした。それでは、その人自身も、インターネットに取り組まない会社と同罪なのです。
この勉強会はぜひ、自分ひとりではなく何人か集めて行なったほうがいいでしょう。多くの人で手分けして調べることで、勉強が効率的に進むだけでなく、会社内へのインパクトも大きくしていくことができます。

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人と人とのつながりか・・・確かに一番大切かもな。

この勉強会のインパクトのひとつは、勉強会に参加する人のネットワークです。大企業になると、普段の仕事だけでは知り合わない人が、社内に沢山います。同じ社内にいて、同じ志を持っていても、バラバラに仕事をしていると、つながることはありません。
明治維新における坂本龍馬の活躍のひとつに、人と人をつなげたことが挙げられます。薩長同盟をはじめ、坂本龍馬がつなげたネットワークによって、日本の歴史は大きく進んでいきました。
ただつなげるだけ。それだけでも歴史が大きく変わるほどのインパクトがあるのです。

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社内勉強会は、あなた個人の活力になるだけでなく、こうした組織のもつ閉塞感の打破にも効果があるのです。

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