マカフィー株式会社 | McAfee Blog - 偽セキュリティソフトやドラッグサイトが儲かる訳:SEOポイズニングのビジネス面(情報元のブックマーク数)

なんで偽セキュリティソフトなメールとか検索結果がでるのか、、、、アフェリエイト?!

偽セキュリティソフトやドラッグサイトは、できる限り広くユーザーを確保するため、SEOポイズニングをそのマーケティングに取り入れています。SEOポイズニングには、ブラックハットSEO(バックリンク、スパムインデックス、ドアウェイ、クローキング、カノニカルビーコン感染、SEOキット)やマルウェア(Man in the Browser型攻撃、DNSチェンジャー)を使って不正なトラフィックを引き起こす手法など、様々な手法が存在します。では、そのビジネス面を見てみましょう。
検索エンジンの検索結果表示ページ(SERP)第3位の平均クリックスルー率(CTR): 9.5%(出典:オプティファイ(Optify)社調査、2011年4月)
中間電子商取引コンバージョン率(CR):1%
スケアウェアのペイパーインストールの手数料:25米ドル
ドラッグサイトのコミッション:40%
ドラッグサイトのショッピングカート:200ドル
まずは、偽セキュリティソフトがいかに儲かるビジネスであるかを見てみましょう。最近のニュースが関心を集め、Google検索の急増を後押ししました。5月17日、Google Insightとを使用して、この影響力をとらえました。「Paris」という検索文字列を使い続けて、測定した結果が次のとおりです。

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これらの数字と、前回同様の計算を使うと、この怪しいドラッグの稼ぎは米国だけで1カ月190,000ドルと見積もることができます。
1,830,000+823,000=アクセス2,653,000件×9.5%(平均CTR9.5%)=月間アクセス数252,035件
252,035×1%×(200×40%)=$190,160(CR1%、コミッション80ドル)
これらの結果から、偽セキュリティソフトやドラッグサイトは非常に儲かるビジネスだといえるでしょう。

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