大江戸Ruby会議:「IT勉強会じゃないコミュニティを」 − @IT(情報元のブックマーク数)

大江戸Ruby会議のレポート。

いわゆるIT勉強会ではなく、プログラマが集まってプログラマ集団として成果を出す。そういうコミュニティが作りたかった――。2011年4月10日、東京・深川で行われたRuby技術者(Rubyist)の集まり「大江戸Ruby会議01」の基調講演で挨拶した松田明氏は、浅草を中心に取り組んできた地域のRuby技術者のコミュニティ作りに込めた思いを、こう述べた。

大江戸Ruby会議:「IT勉強会じゃないコミュニティを」 − @IT

勉強会ブームに乗ったものじゃなくって本物を目指したい感ですな。

日本のIT業界、特に東京ではブームと言えるほど勉強会が盛んだ。しかし「Asakusa.rbは勉強会みたいなものでしょと言われることがあるが、それは違う」(松田氏)という。「勉強会でもセミナーでもないので、来ても何の勉強もできない。1人1人が黙々と何かを開発する場所でもない。自分がRubyを良くしたい、Ruby界に貢献できたらいいなというのがモチベーションで、勉強会とはベクトルが違う。先生がいてお客様がいるセミナーでもないので、お客様は来ないでください。仲間を探している人が来てください。最近のAsakusa.rbは雑談で終わることも多いが、プログラマが集まって、プログラマ集団として成果を出すという場にしていきたい」(同氏)と、意欲のある開発者の参加を呼びかけた。

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