Packetix VPN Client 3.0で、仮想LANカードのドライバが更新されていないから更新してみた。(was VPN オンラインマニュアル - 4.3 仮想 LAN カード(情報元のブックマーク数)

オンラインマニュアルでも書かれている通り、VPN Clientを入れた時点のバージョンでドライバが作られ、それがアップグレードしても利用される

ということは、Packetix VPN 2.0→ 3.0した場合、仮想LANカードのドライバだけが古いままで置いてけぼりにされると・・・

4.3.3 仮想 LAN カードのデバイスドライババージョン管理

ユーザーが作成した仮想 LAN カードの「デバイスドライバのバージョン」が、「VPN クライアント接続マネージャ」に表示されます。このバージョンはユーザーが仮想 LAN カードを Windows に登録した時点でのデバイスドライバプログラムファイルのバージョンです。

VPN オンラインマニュアル - 4.3 仮想 LAN カード

でも、手元のWindows7SP1では、VPNマネージャを管理権限で上げたとしても、仮想LANカードの設定がグレーアウトしている

仮想 LAN カードのデバイスドライバのバージョンは、その仮想 LAN カードを作成した時点における VPN Client ソフトウェアのバージョンと同じになります。後からより新しい VPN Client のバージョンをインストールしても、すでに作成されている仮想 LAN カードデバイスドライバのバージョンはアップデートされません。仮想 LAN カードデバイスドライバのバージョンを、VPN Client に含まれているものにアップデートするには、「VPN クライアント接続マネージャ」で、アップデートしたい仮想 LAN カードを選択し、[仮想 LAN] メニューから [ドライバの再インストール] をクリックしてください。

VPN オンラインマニュアル - 4.3 仮想 LAN カード

てか、VPNクライアント接続マネージャから ドライバの再インストールできねーし・・・・

ということで、vpncmd.exeで仮想LANカードのドライバをアップグレードしたのでメモ

こんな感じ。
 C:\Program Files\PacketiX VPN Client のディレクトリ

2011/03/04  19:40    <DIR>          .
2011/03/04  19:40    <DIR>          ..
2011/03/04  19:37    <DIR>          backup.vpn_client.config
2011/03/04  13:31    <DIR>          client_log
2011/03/04  19:36         8,705,364 hamcore.se2
2011/02/28  19:10         2,781,056 vpnclient.exe
2011/02/28  19:10         2,787,200 vpncmd.exe
2011/02/28  19:10         2,870,656 vpncmgr.exe
2011/03/04  19:40             2,039 vpn_client.config
C:\Program Files\PacketiX VPN Client>vpncmd.exe
vpncmd コマンド - PacketiX VPN コマンドライン管理ユーティリティ
PacketiX VPN コマンドライン管理ユーティリティ (vpncmd コマンド)
Version 3.02 Build 7392   (Japanese)
Compiled 2011/02/28 19:08:12 by yagi at pc25
Copyright (C) 2004-2011 SoftEther Corporation. All Rights Reserved.

vpncmd プログラムを使って以下のことができます。

1. VPN Server または VPN Bridge の管理
2. VPN Client の管理
3. VPN Tools コマンドの使用 (証明書作成や通信速度測定)

1 - 3 を選択: 2

接続先の VPN Client が動作しているコンピュータの IP アドレスまたはホスト名を指定
してください。
何も入力せずに Enter を押すと、localhost (このコンピュータ) に接続します。
接続先のホスト名または IP アドレス:

VPN Client "localhost" に接続しました。

VPN Client>nicupgrade
NicUpgrade コマンド - 仮想 LAN カードのデバイスドライバのアップグレード
仮想 LAN カードの名前: Virtual_Lan ← 仮想LANカードの名前

こんな画面が出てきます。

そしてアップデート完了。

コマンドは正常に終了しました。

VPN Client>

vpncmd.exeでNicUpgradeをしたらドライバがアップグレードされます

6.5.14 NicUpgrade - 仮想 LAN カードのデバイスドライバのアップグレード

コマンド名 NicUpgrade
コマンドの概要 仮想 LAN カードのデバイスドライバのアップグレード
説明 既存の仮想 LAN カードのデバイスドライバのバージョンが古い場合、現在動作している VPN Client に同梱されている最新のデバイスドライバにアップグレードします。アップグレードが行われない場合でも、デバイスドライバを再インストールします。
オペレーティングシステムによっては、デバイスドライバをインストールしても良いかどうか確認するダイアログボックスが表示される場合があります。
このコマンドは、VPN Client が Windows 2000 以降のオペレーティングシステムで動作している場合に使用できます。
コマンドライン書式 NicUpgrade [name]
vpncmd コマンドで指定することができるパラメータ引数の一覧
name 仮想 LAN カードの名前を指定します。
VPN オンラインマニュアル - 6.5 VPN Client の管理コマンドリファレンス

てか、VPN管理画面でNIC操作ができないのはなんでなんだろ・・・

screenshot