講演でわかったジャパネットたかた社長のハイテンションの理由(情報元のブックマーク数)

ジャパネットたかた社長のポリシーと経緯、色々。とても勉強になる。

予定より少し遅れて郄田氏が登場。就職説明会で午前中から福岡入りしていたが、そこで話が熱くなりすぎて時間が伸びてしまったそうだ。「テレビだと秒単位で管理されているけど、普段は時計を持たないので」とのこと。
「九大にこんなに簡単に入れるとは思わなかった。この間は東大にも入れた」と軽いジョークからスタート。郄田氏は、長崎大学の受験に失敗し、大阪経済大学に入学している。
先日から1ヶ月限定でTwitterを初めている(アカウントは@A_TAKATA)という郄田氏だが、Twitter上でソフトバンク孫社長と交流していたりする。Twitterでも営業トークをするのはさすがとしか言いようが

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ニーズがあるところにマーケティング

郄田氏の実家は写真屋だが、当時は今と違ってカメラの所有率が低く、フィルムカメラなので現像も必要だった。郄田氏は地元のホテルで開催される老人会などの会合にもぐりこんで、撮影しまくり、翌朝までに現像とプリントを終えて、その写真を売った。
郄田氏はそこで、「公務員はあまり写真を買わないが、婦人会や戦友会だと飛ぶように売れる。顧客の属性によって売上が変わる」というマーケティングの基礎を身につけた。これがその後の通販に生かされることになる。
また、恥ずかしがって写真を撮られたがらない客も、自分が写っている写真を見つけると欲しいという。顧客が何を求めているかを読み取り、満足してもらえることを提供してお金をもらうことを学んだという。

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ここポイントですね、問題は一つずつ解決していけばよい。

テレビで放送しても高齢者は信用してくれない。それで、折り込みチラシを作った。問題が出てくればそれを一つずつ潰していく。インターネットが普及し始めたのを知って、ネット通販にも進出した。今ではテレビ通販よりも売上が多い。「問題は階段を登るように一つずつ解決していけばいい。一足飛びにはいかない。過去は振り返らないでいまを頑張れば不可能も可能になる」と郄田氏は語る。

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2004年の情報流出事件とリスクマネージメントの模範として評価されたとのこと。fmfm

また、講演でいつ触れるかなーと待ち構えていた2004年の情報流出事件についても、質疑応答の中で触れていた。夕刊に間に合わないという、記者の都合に合わせて設定された記者会見までの2時間で、自主的な営業停止を決めたという。この対応はリスクマネージメントの模範として評価され、事件前を大きく超える業績拡大につながったのは周知のとおりだ。

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