ServerProtect for Linux 3.0 Service Pack 1 Patch 2 (Build 1298) 公開のお知らせ:サポート情報 : トレンドマイクロ(情報元のブックマーク数)

ServerProtect for Linux 3.0 用 Service Pack 1 Patch 2が出ています。カーネルフックモジュールの変更がメインかな。

ServerProtect for Linux 3.0 用 Service Pack 1 Patch 2 (Build 1298) の公開をお知らせします。
■公開日

2010/09/07

■修正内容

付属の Readmeファイルをご覧ください。 (UTF-8版はこちら)
■入手方法

弊社最新版ダウンロードの 各製品用ページよりダウンロードしてご利用ください。 適用にあたっては、事前にPatchに付属のReadmeファイル および製品Q&Aをご覧ください。

サポート情報 | トレンドマイクロ

2. 修正される内容
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本Patchでは、ServerProtect Service Pack 1 Patch 1リリース以降に発生した既知の
問題および不具合を修正します。

本Patchでは、次の問題の修正、または次の拡張機能を提供します。

2.1 新機能
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本Patchでは、次の新機能が提供されます。

機能1:
カーネルフックモジュール (以下、KHM) のソースコードをバージョン 3.0.0.0004
にアップデート

注意: 最新のKHMのソースコードの詳細については、次のWebサイトを参照してく
ださい。

http://www.trendmicro.co.jp/download/kernel.asp?productid=20
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
機能2:
ServerProtectのWebコンソールの次の設定項目で半角角括弧「[」および「]」を
サポート

1. [Logs]→[Log Directory]

2. [Scan Options]→[Quarantine Directory]

3. [Scan Options]→[Backup Directory]
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
機能3:
ServerProtectTrend Micro Control Manager (以下、Control Manager) に
登録する際のタイムアウト値を設定できるようになるオプションの追加

手順3:
タイムアウト値を設定するには、次の手順に従ってください。

1. 「tmsplx.xml」ファイルをテキストエディタで開きます。

2. [Configuration] セクションの下に、「CMRegistrationTimeout」オプションを
追加し、その値にタイムアウト値を設定します。タイムアウト値の単位は
「秒」です。



3. 次のコマンドを実行して「splx」を再起動します。

/etc/init.d/splx restart
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
機能4:
次のRedHat 4、RedHat 5、およびSUSE Linux Enterprise Server 10のカーネル
のKHMを追加

RedHat Enterprise Linux Server/Desktop 4
(i686およびx86_64)
- 2.6.9-89.0.20.ELsmp i686
- 2.6.9-89.0.20.EL i686
- 2.6.9-89.0.20.ELsmp x86_64
- 2.6.9-89.0.20.EL x86_64

RedHat Enterprise Linux Server/Desktop 5
(i686およびx86_64)
- 2.6.18-164.11.1.el5PAE i686
- 2.6.18-164.11.1.el5xen i686
- 2.6.18-164.11.1.el5 i686
- 2.6.18-164.11.1.el5 x86_64
- 2.6.18-164.11.1.el5xen x86_64

SUSE(TM) Linux Enterprise 10 (ServerまたはDesktop)
(i686およびx86_64)
- 2.6.16.60-0.59.1-xen i686
- 2.6.16.60-0.59.1-smp i686
- 2.6.16.60-0.59.1-bigsmp i686
- 2.6.16.60-0.59.1-smp x86_64
- 2.6.16.60-0.59.1-xen x86_64
- 2.6.16.60-0.59.1-default x86_64

2.2 本Patchで修正される既知の問題
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本Patchでは、次の問題が修正されます。

問題1:
デバッグログが有効になっている場合にユーザが手動検索または予約検索をアップ
デート処理中に実行すると、次のメッセージがデバッグログに記録される問題

Find the previous manual/schedule scan.

修正1:
本Patchの適用後は、ログが次のように変更されます。

Find the previous manual/schedule update.
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
問題2:
CmConfigコマンドを使用したControl Managerへの登録に失敗したにもかかわら
ず、ServerProtectのアップデート先がControl Managerへと変更されてしまう問題

また、再びCmConfigコマンドを使用した場合に、Control Managerサーバからの
登録を削除するメッセージが表示されていました。

修正2:
本Patchの適用後は、Control Managerへの登録に失敗してもServerProtect
アップデート先はServerProtect用のアップデートサーバから変更されないように
なります。また、登録の削除を実行する旨のメッセージは表示されないようになり
ます。
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問題3:
手動検索のオプションを変更した後、[Summary] ページの [Scan Now] をクリック
した場合、一部の変更が適用されないことがある問題

修正3:
本Patchの適用後は、この問題が修正されます。

http://www.trendmicro.com/ftp/jp/ucmodule/splx/30/sp1_patch2/splx_30_lx_en_sp1_patch2_utf8.txt

screenshot