東京芸術劇場チケットサイト改ざん、運営のホリプロ事実公表せず -INTERNET Watch(情報元のブックマーク数)

ガンブラーネタには飽きたが、この問題時の対応方法には興味がある。結局業者(ホリプロ)がガンブラーに感染していたことを発見したが、ガンブラーに感染していたことを発注元東京芸術劇場に報告しなかった。

東京都は21日、東京芸術劇場のチケット販売サイト「東京芸術劇場チケットサービス」が不正アクセスにより改ざんされ、トップページにウイルス「Gumblar」亜種が仕込まれたことを明らかにした。2008年12月17日から2010年1月19日までにトップページを閲覧したユーザーは、ウイルスに感染した可能性があるとしている。
東京都によれば、1月4日に東京芸術劇場の職員がサイトを閲覧したところ、ウイルス対策ソフトによる警告メッセージが表示されて閲覧できなくなったため、サイトの管理を委託していたホリプロの担当者に改善を依頼。同日中にホリプロ側でサイトを修正したが、この時点ではウイルス感染による改ざんだとは気付かなかったという。
その後、1月9日に「予約途中でエラーメッセージが出る」という利用者からの苦情がサイトを管理していたホリプロに直接届き、「Gumblar」亜種への感染が判明。ホリプロ側で同日中にサイトを修正した。ホリプロはウイルス感染を把握していたにもかかわらず事実を公表せず、東京芸術劇場にも報告しなかった。

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