新Exchangeサーバはハイブリッド運用も可能、マイクロソフト − @IT(情報元のブックマーク数)
ついに姿を見せたExchange2010の話。
マイクロソフトの2010シリーズの提供が、年内リリース予定のMicrosoft Exchange Server 2010を皮切りに順次始まる。第一弾のExchange Serverに続き、2010年前半にはOffice 2010やVisio 2010、Project 2010といったオフィス関連製品やSharePoint Serverが続く。さらにそこから数カ月遅れでMicrosoft Online Servicesが登場予定。SaaSやクラウドサービスの台頭に対して同社が唱えてきた「ソフトウェア+サービス」(S+S)のビジョンを具現化する製品・サービスが出そろう。
新Exchangeサーバはハイブリッド運用も可能、マイクロソフト − @IT
ADが必要だと思うが、そこの連携とか認証周りネットワーク回りは要確認ですが、SaaSでExchangeを提供できるのは面白いですね。
Exchange Serverはこれまでオンプレミス型の運用を前提としていたが、今後はWindows AzureやWindows Liveといったオンラインサービスと組み合わせて柔軟な運用が可能になるという。オンプレミスか、サービスかという二者択一ではなく、オンプレミスのサーバと、外部サービス間のフェデレーションによる同期により、例えば大企業で一部の拠点のアカウント(メールボックス)だけをサービスで運用するといった柔軟な構成が可能という。
新Exchangeサーバはハイブリッド運用も可能、マイクロソフト − @IT
もちろん64ビット版のみの提供だが、権限をきっちり切り分けできる点とかは素晴らしい。サービスのセキュリティと、運用のセキュリティ、管理のセキュリティを両方考慮しているあたりがよいなぁ。
これまでIT部門が行っていたメール運用に関連する特定業務を、それぞれの専門家に割り振ることでリスクや負担を低減できる。具体的には情報開示請求時のメールボックスの検索を法務責任者、人事移動などによるディレクトリ上の社員情報の更新を人事担当者、メールボックスの容量制限の操作をヘルプデスクに、それぞれ任せることができるという。
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このほか、Exchange Serverを中心とした2010シリーズでは日本からのニーズを汲み上げた機能追加・改善として、アドレス帳の階層化や、グループスケジュールの横位置表示などに対応する。
国内ユーザのフィードバックも対応したとのこと。
同社によると、まず利便性の点では多様なクライアントからのアクセス環境や、国内ユーザーに最適化した検索やスケジュール管理の機能、メッセージング機能の改善に注力したという。
Exchange 2010は国内意見を反映した――MSが特徴説明 - ITmedia エンタープライズ
アクセス環境ではサポートプラットフォームを拡張し、PCやブラウザ、携帯電話での操作性の統一を重視。対応するプラットフォームはMac OS X Snow LeopardやFirefox、Safari、Symbian、iPhoneに広がり、異なるクライアントからでも、PC版と同等の機能を利用できるようにした。