2009-09-26 - 未来のいつか/hyoshiokの日記(情報元のブックマーク数)

社内勉強会に、社外有名人を呼べるメソッドを使える人なんて皆無。皆無な人がやっている社内勉強会が主流。

コミュニティマネージメントは確かにその通りだと思います。コミュニケーションマネージメントにもつながるかな。
なので

さて、社内勉強会はかくもメリットがあり、コストやリスクも低いので、気の利いた企業であれば多かれ少なかれ開催していると思うが、これがなかなかうまくいっていないという話もよく聞く。やってみたんだけど、今ひとつ盛り上がらなくていつの間にかにしょぼーんとなるとか、開催したけど出てくるメンツはいつも一緒だとか、一二度開催するのだけど持続しないとか、社内勉強会が死屍累々である。
社内SNSとかナレッジマネジメントとかもうまくいっているところとそうでないところ、盛り上がっているところと閑古鳥がないているところ。
結局それって、人が集まるということだから、まさにコミュニティマネジメントそのもので、コミュニティをどううまく運営するかと言う方法論にいきつく。
一応会社だから上司同僚部下というハイアラーキーはあるけど、レポートラインが違っていれば直接的な指揮系統はないし、自主的な勉強会であれば、職務権限で管理することは難しい。仕事の部門横断でのプロジェクトあるいはタスクフォースと呼ばれている形態と勉強会のような自主的なインフォーマルなコミュニティでは、会社から見て、公式、非公式という以上に参加者のモチベーションが違うような気がする。
成功するプロジェクト、チームというのはゴールを共有し高いモチベーションを持つという共通点があると言われているが、持続するコミュニティというのは、参加者のモチベーションの維持というのが、ほとんど唯一の成功要因の気がする。
で、社内勉強会であるが、閑古鳥が泣くコミュニティというのは、やはり、参加者が固定したり、話題が今ひとつ興味の持てないものであったり、実務が忙しくてそれどころじゃなかったりと、参加者が何がなんでも参加したいというモチベーションを維持できなくて、いつの間にかになくなっていたりするというのが実態なのではないかと想像する。勉強会の蛸壺化といってもいい。出口が見えなくて疲れてしまうという感じだ。

2009-09-26

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