ウイルスバスター コーポレートエディション 10.0 の新機能 | 製品Q&A:トレンドマイクロ(情報元のブックマーク数)

セキュリティホール memo経由)

ウイルスバスターCorp10には、色々追加されているけど、ActiveDirectoryとの統合でCorpがインストールされているか確認するとか便利すぎ。

■スマートスキャン
スマートスキャンは、セキュリティ機能をエンドポイントからクラウドに移行します。Trend Micro Smart Protection Network に不可欠な部分として、スマートスキャンは以下のメリットを提供します。
クラウド内での高速かつリアルタイムなセキュリティステータス検索機能の実現
・新たな脅威に対する保護を提供するのにかかる全体時間の短縮
・パターンファイルのアップデートで消費されるネットワーク帯域幅の削減。パターンファイル定義のアップデートの大部分は、クラウドにのみ配信します。多数のエンドポイントに配信する必要はありません。
・企業全体へのパターンファイル配信に伴うコストとオーバーヘッドの削減。
・エンドポイントにおけるカーネルメモリ消費量の低減。
Active Directoryとの統合
ウイルスバスターCorp. では、Microsoft Active Directory サービスを利用して組織内にセキュリティコンプライアンスを適用します。Active Directory に定期的にポーリングを行うことで、セキュリティソフトウェアがインストールされていないコンピュータを検出し、そのコンピュータにクライアントをインストールできます。また、各ユーザのActive Directory アカウントを使用して、ユーザにWeb コンソールへのアクセス権を割り当てることもできます。
■役割ベースの管理
役割ベースの管理では、Web コンソールの管理タスクを他の管理者に委任したり、管理者以外のユーザにWeb コンソール項目の表示を許可することができます。ウイルスバスター Corp. Web コンソールの機能に対して特定のアクセス権を持つユーザの役割を作成してから、それらの役割をユーザに割り当てます。ユーザの管理は、カスタムのユーザアカウントを作成するか、既存のActive Directoryアカウントを使用して実行します。
シングルサインオン機能のサポートにより、ユーザは、Trend Micro Control Manager (以下、Control Manager) からウイルスバスター Corp. Web コンソールにログオンできます。
■挙動監視
挙動監視は、外部ストレージデバイスやネットワークリソースへのアクセスを制御し、データ漏えいや不正プログラム感染などの潜在的な経路を規制します。またセキュリティ関連のプロセスを常に稼働させ、ウイルスバスター Corp. クライアントのファイルやレジストリキーを保護することで、エンドポイントのセキュリティ対策を強化します。
■プラットフォームのサポート
本製品リリースでは、サーバおよびクライアントをWindows Server 2008VMware などの仮想アプリケーションにインストールすることができます。
■製品機能の強化
本製品リリースでは、次の機能が強化されています。
パフォーマンス管理
パフォーマンス管理では、検索時に次の処理を実行することでCPU リソースの効率的な使用が実現されます。
ウイルスバスター Corp. Web コンソールで設定したCPU 使用率レベルと、コンピュータ上の実際のCPU 使用率を確認する
・次の場合に検索速度を調整する

  • CPU 使用率レベルが中または低に設定されている
  • 実際のCPU 使用率が特定のしきい値を超過している

予約検索機能の強化
予約検索権限を持つユーザは、予約検索の遅延、スキップ、および停止を実行できるようになりました。
Web レピュテーションの対象設定
Web レピュテーションポリシーを設定して、それらを1 台、複数、またはすべてのウイルスバスター Corp. クライアントに割り当てることができます。

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