ウイルスバスター コーポレートエディション 10.5 Patch 4 (ビルド 2251) 公開のお知らせ:サポート情報 : トレンドマイクロ(情報元のブックマーク数)
ウイルスバスターCorp.10.5 Patch4がリリースらしい。
ウイルスバスター コーポレートエディション 10.5 Patch 4 (build 2251) を下記日程にて公開いたします。
サポート情報 | トレンドマイクロ
■ 公開開始日
2012年11月15日(木)
■修正内容/新機能
付属の Readmeファイルをご覧ください。
■入手方法
本Patch は次のページからダウンロードできます。
「最新版ダウンロードページ : ウイルスバスター コーポレートエディション 」
本Patchでは、次の問題の修正、または次の拡張機能を提供します。 2.1 新機能 ========== 本Patchでは、次の新機能が提供されます。 機能1: 本Patchの適用後は、ウイルスバスター Corp.クライアントが手動検索、予約 検索、ScanNowを実行した後、クライアントフォルダに、USBデバイスの検索結果を 検索ログとして記録できるようになります。また、検索ログには検索パス情報も 追加されます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 機能2: ノートパソコンが外部ネットワーク上の特定のISPに接続している場合、 ウイルスバスター Corp.サーバへのtelnet接続は、ウイルスバスター Corp.サーバ が到達不能な場合でも「正常」として認識される場合があります。 本Patchの適用後は、ウイルスバスター Corp.クライアントとサーバ間の通信が正 常であることを確認するために、telnet接続の成功有無のみでなく、ウイルスバ スター Corp.サーバからの応答を確認する処理が追加されます。 手順2: この確認処理を有効にするには、次の手順に従ってください。 1. 本Patchをインストールします (「5.1 インストール手順」参照)。 2. ウイルスバスター Corp.サーバのインストールフォルダ内の「\PCCSRV」 フォルダにある「ofcscan.ini」ファイルを開きます。 3. 「Global Setting」セクションの下に以下のキーを追加し、値を設定します。 [Global Setting] PingServerCheckMode=3 CheckServerByHTTP=1 (初期設定 0) 4. ウイルスバスター Corp. Webコンソールを開き、[ネットワーク上のコン ピュータ]→[グローバルクライアント設定] 画面を開きます。 5. [保存] をクリックして設定をすべてのクライアントに配信します。 ウイルスバスター Corp.クライアントプログラムによって、次のレジストリ キーが自動的に設定されます。 キー名: HKLM\SOFTWARE\TrendMicro\PC-cillinNTCorp\CurrentVersion\Misc. 名前: PingServerCheckMode 名前: CheckServerByHTTP 注意: 「CheckServerByHTTP」は新しい設定項目で、「PingServerCheckMode」 が上記手順3のように設定されている場合に機能します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 機能3: 本Patchの適用後は、ウイルスバスター Corp.サーバのプラグインサービスの仮想 デスクトップインフラストラクチャ (VDI) 設定にCitrix XenServerリソースプー ルのIPアドレスを新しいVDI接続設定として追加できます。 注意: リソースプールは、仮想マシンをホストできる単一の管理対象エンティ ティにバインドされた複数のXenServerホストのインストールから構成され ています。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 機能4: ウイルスバスター Corp.サーバのユーザ管理設定では、ルートアカウントを使用 するユーザまたは管理者 (ビルトイン) の役割を持つアカウントを使用するユーザ のみが [ユーザアカウント] オプションを設定できます。 本Patchの適用後は、ウイルスバスター Corp.サーバのユーザ管理設定で [ユーザ アカウント] オプションを設定する権限を持つ新しい (管理者以外の) ユーザの 役割を作成するオプションが提供されます。 注意: このオプションを有効した場合、管理者以外の権限を持つ新規に作成された アカウントは、ウイルスバスター Corp. Webコンソールの [管理]→[ユーザ の役割] で [ユーザアカウント] 設定オプションを有効または無効にした 状態で、役割を追加できます。 ルートアカウントまたは管理者 (ビルトイン) の役割を持つアカウントを 使用して、以下の操作を実行できます。 - 管理者以外の役割が割り当てられたローカルアカウントおよび Active Directory (AD) アカウントを作成する - 表示されているすべてのアカウントを削除する - ADグループアカウント以外の表示されているすべてのアカウントを有効 または無効にする 手順4: ユーザが、ウイルスバスター Corp.サーバのユーザ管理設定で [ユーザアカウン ト] オプションを設定する権限を持つ管理者以外のログオンユーザアカウントを 作成できるようにするには、次の手順に従ってください。 1. ウイルスバスター Corp. Webコンソールをログオフし、本Patchをインストール します (「5.1 インストール手順」参照)。 2. ウイルスバスター Corp.サーバのインストールフォルダ内の「\PCCSRV」 フォルダにある「ofcserver.ini」ファイルを開きます。 3. 「INI_SERVER_SECTION」セクションの下に以下のキーを追加し、値を「1」に 設定します。 [INI_SERVER_SECTION] ConfigPermissionUserAccounts={x} 「x」には次のいずれかの値を指定します。 0 = ユーザは [ユーザアカウント] オプションを設定する権限を持つ管理者 以外のログオンユーザアカウントを作成できない (初期設定) 1 = ユーザは [ユーザアカウント] オプションを設定する権限を持つ管理者 以外のログオンユーザアカウントを作成できる ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 機能5: ウイルスバスター Corp.サーバの [グローバルクライアント設定] では、ファイル サイズが設定値を超えるような圧縮ファイルの検索を省略するように設定できま す。 本Patchの適用後は、ウイルスバスター Corp.クライアントによる圧縮ファイルの リアルタイム検索を省略するように設定した場合、ポップアップ通知を表示する オプションが提供されます。 手順5: [グローバルクライアント設定] で設定されたサイズを超えた大きな圧縮ファイル のリアルタイム検索を省略する場合にポップアップ通知を表示するには、次の手順 に従ってください。 1. 本Patchをインストールします (「5.1 インストール手順」参照)。 2. ウイルスバスター Corp.サーバのインストールフォルダ内の「\PCCSRV」 フォルダにある「ofcscan.ini」ファイルを開きます。 3. [Global Setting] セクションで、以下のキーを追加して、値を「1」に設定 します。 [Global Setting] RealTimeScanSkippingFileNotification={x} 「x」には次のいずれかの値を指定します。 0 = サイズの大きい圧縮ファイルのリアルタイム検索を省略する場合にポップ アップ通知を表示しない (初期設定) 1 = サイズの大きい圧縮ファイルのリアルタイム検索を省略する場合にポップ アップ通知を表示する 4. ウイルスバスター Corp. Webコンソールを開き、[ネットワーク上のコン ピュータ]→[グローバルクライアント設定] 画面を開きます。 5. [保存] をクリックして設定をすべてのクライアントに配信します。 ウイルスバスター Corp.クライアントプログラムによって、次のレジストリ キーが自動的に設定されます。 キー名: HKLM\SOFTWARE\TrendMicro\PC-cillinNTCorp\CurrentVersion\Misc.\ 名前: RealTimeScanSkippingFileNotification データ: 0x00000001 (1) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 機能6: ネットワーク環境によっては、ウイルスバスター Corp.クライアントがウイルス バスター Corp.サーバからのアップデート通知を受信できず、これらの通知がウ イルスバスター Corp.クライアントの通知キューに入ることがあります。この ため、クライアントのコンポーネントのアップデートが実行されないことがあり ます。 本Patchの適用後は、ユーザが、アップデート対象のウイルスバスター Corp.クラ イアントの通知キューを定期的に消去するようにウイルスバスター Corp.サーバを 設定できる機能が提供されます。 注意: ウイルスバスター Corp. Webコンソールの [アップデートの概要] には、 ユーザが手動で通知キューを削除できる [通知のキャンセル] ボタンがあり ます。 手順6: ウイルスバスター Corp.サーバによって、定期的にウイルスバスター Corp.クラ イアントのアップデート用の通知キューが削除されるようにするには、次の手順 に従ってください。 1. 本Patchをインストールします (「5.1 インストール手順」参照)。 2. ウイルスバスター Corp.サーバのインストールフォルダ内の「\PCCSRV」 フォルダにある「ofcscan.ini」ファイルを開きます。 3. 「INI_SERVER_SECTION」セクションに以下のキーを追加して、適切な値を設定 します。 [INI_SERVER_SECTION] Enable_Cancel_Notification={x} 「x」には次のいずれかの値を指定します。 0 = 機能を無効にする (初期設定) 1 = 機能を有効にする Cancel_Notification_Frequency={y} 「y」には次のいずれかの値を指定します。 1 = 毎月キューを削除する 2 = 毎週キューを削除する 3 = 毎日キューを削除する (初期設定) Cancel_Notification_Hour={h} 「h」には時刻 (時) を入力します (範囲:0-23、初期設定: 1) Cancel_Notification_Minute={m} 「m」には時刻 (分) を入力します (範囲:0-59、初期設定: 1) Cancel_Notification_DayOfMonth={d} 「d」には日付を入力します (範囲:1-31、初期設定: 1) Cancel_Notification_DayOfWeek={w} 「w」には曜日を入力します: 「0」 = 日曜日 (初期設定) 「1」 = 月曜日 「2」 = 火曜日 「3」 = 水曜日 「4」 = 木曜日 「5」 = 金曜日 「6」 = 土曜日 例: 次の設定では、毎日22時30分に削除が実行されます。 [INI_SERVER_SECTION] Enable_Cancel_Notification = 1 Cancel_Notification_Frequency = 3 Cancel_Notification_Hour = 22 Cancel_Notification_Minute = 30 Cancel_Notification_DayOfMonth = 1 Cancel_Notification_DayOfWeek = 1 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 機能7: 本Patchの適用後は、ウイルスバスター Corp. 10.5クライアントが同一のコン ピュータ名を使用してドメイン間を移動できるようになります。 手順7: ウイルスバスター Corp. 10.5クライアントが同一のコンピュータ名を使用してド メイン間を移動できるようにするには、次の手順に従ってください。 1. ウイルスバスター Corp.サーバのWebコンソールをログオフし、本Patchを インストールします (「5.1 インストール手順」参照)。 2. ウイルスバスター Corp.サーバのインストールフォルダ内の「\PCCSRV」 フォルダにある「ofcscan.ini」ファイルを開きます。 3. 「INI_SERVER_SECTION」セクションの下に以下のキーを追加し、値を「0」に 設定します。 [INI_SERVER_SECTION] CheckDuplicateMachineName={x} 「x」には次のいずれかの値を指定します。 0 = ウイルスバスター Corp. 10.5クライアントが同一のコンピュータ名を使用 してドメイン間を移動する 1 = ウイルスバスター Corp. 10.5クライアントが同一のコンピュータ名を使用 してドメイン間を移動しない (初期設定) 注意: Webコンソールにログオンした後に新しい設定が適用されます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 機能8: 本Patchの適用後は、ユーザがウイルスバスター Corp. 10.5サーバの [通知] で 日時形式をカスタマイズできるようになります。 手順8: ウイルスバスター Corp. 10.5サーバの [通知] で日時形式をカスタマイズする には、次の手順に従ってください。 1. 本Patchをインストールします (「5.1 インストール手順」参照)。 2. OfficeScan Master Serviceを停止します。 3. レジストリエディタを開き、「SOFTWARE\TrendMicro\OfficeScan\service\ Console」に移動します。 4. 次の文字列を追加して、必要な日付と時刻の形式を設定します。 CusFmtDate = 日付の形式、たとえば「yyyy/M/d」を設定します。 日付形式のリストは、「http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/dd317787(v=vs.85).aspx」を参照してください。 CusFmtTime = 時間形式、たとえば「tt hh:mm:ss」を設定します。 時間形式のリストは、「http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/dd318148(v=vs.85).aspx」を参照してください。 5. OfficeScan Master Serviceを再起動します。