ブルーコート、動画や仮想化に対応した帯域制御ソフト − @IT(情報元のブックマーク数)

PacketShaper8.5でパケットのグループ管理ができたり、VoIPVMWareの優先度も帰られるとのこと。

ブルーコートシステムズは9月3日、同社の帯域制御アプライアンス「PacketShaper」のソフトウェア最新版「PacketShaper8.5」を発表した。8.5では、パケットのグループ管理が可能になったほか、VoIPVMwareなどにも対応した。
「PacketShaper8.5」は、帯域制御アプライアンス用のソフトウェア最新版。PacketShaperの保守契約を結んでいるユーザーであれば、無料で入手できる。PacketShaper8.5では、リアルタイムにネットワーク内を流れるパケットを解析・監視できるようになったほか、ポリシーベースのQoS機能なども搭載された。最大の特徴は、パケットの中身をグループに分けて管理できるようになったほか、VoIPなどの音声やYouTubeなどの動画、VMwareなどの仮想化アプリケーションの管理も可能になった点だ。

ブルーコート、動画や仮想化に対応した帯域制御ソフト - ITmedia エンタープライズ

これはいいなぁ、帯域制御装置っぽい進化、グループでグループに属するアプリを追加していくとよい感じか。

グループ分けでは、例えば「Content Delivery」「Games」「Internet Protocols」「Print Traffic」などのカテゴリに分類、社内を流れるトラフィックを自動的にこれらのグループに分類する。ユーザー側で追加のテンプレートを用意して適用することも可能だ。グループ分けすることで、「従来はアプリケーションAは帯域400Kbpsまで、アプリケーションBは100Kbpsまで、といったように個別に管理・制限しなければならなかった。しかし、グループ分類できることで『GAMEは0bps』『Database and ERPは1Mbps』のような設定が可能となり、管理が楽になった」(ブルーコート マネージングディレクター マット・ベネットMatt Bennett)氏)

ブルーコート、動画や仮想化に対応した帯域制御ソフト - ITmedia エンタープライズ

URLフィルタリングと同期はできないのか・・・クライアントIP単位か・・・

また、VoIPなどの音声やYouTubeなどの動画に対応したことで、ネットワーク帯域を圧迫しがちなトラフィックの制限も容易になったという。ベネット氏は、「YouTubeの閲覧を規制したいなら、URLフィルタリングでブロックすればよいという声もあるだろう。しかし、実際にはYouTubeを見てサボっている社員も居れば、本当に業務に必要でYouTubeを利用している社員も居る。従って、ネットワーク内をきちんと監視し、『YouTubeを見る必要がない職種の社員のYouTube帯域を絞る』といったきめ細かい対応が可能になった」と説明した。

ブルーコート、動画や仮想化に対応した帯域制御ソフト - ITmedia エンタープライズ

screenshot