[Q7]ラージ・スケールNATとは何ですか。:ITpro(情報元のブックマーク数)

先日京都IPv6勉強会でも聞いたのですが、キャリアグレードNATがラージ・スケールNATに名称変更したとのこと。

IPアドレス枯渇対策技術として,「キャリア・グレードNAT」(CGN)の存在が知られるようになってきました。さらに最近は,同様の話題の中で「ラージ・スケールNAT」(LSN)という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。LSNとはどんなしくみのことで,CGNとはどう違うのでしょうか?

 実は,LSNはCGNと同じしくみを指しています。いずれも,IPv4アドレス枯渇の対策としてプロバイダなどが実施する大規模なNATのことです。両者は,「CGNの呼称がLSNに変わった」という関係にあります。

[Q7]ラージ・スケールNATとは何ですか。 | 日経 xTECH(クロステック)

キャリアグレードNATはIPv4延命措置じゃなくって、移行措置であるとのこと。ユーザがどう受け取るかは別として・・・

LSNはIPv4アドレスの“延命策”として提案されたものではありません。IPv4から次世代のIPv6への移行期に使われる過渡期のソリューションです。IPv4アドレスは2011年ころ枯渇すると見られており,枯渇後はIPv4アドレスを新たに割り当てられなくなります。しかしアドレス枯渇後もIPv4アドレスを使うインターネットが残ることはほぼ確実で,その際にIPv4アドレスを割り当ててもらえなかった人々に対する何らかのアプローチが必要になります。そのアプローチがLSNというわけです。

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