Secuniaのセキュリティソフト比較調査に、ベンダー2社が異議(情報元のブックマーク数)

いいじゃないの、色々な視点でのテストなんだから。

反論したのは、ESETとSunbelt Softwareだ。いずれも反論の根拠として、ウイルス対策ソフトテスト専門家として業界で知られる独立テスト機関「AV-Test.org」のAndreas Marx氏のコメントを論拠として挙げる形式をとっている。

 両社によると、Marx氏はSecuniaのテストには複数の問題点があると指摘する。1つめに、テスト結果には詳細な情報が欠けている点だ。例えば、スキャナが最後にアップデートされた時刻、正確なバージョン番号などである。2つめに、オンデマンドスキャナとオンアクセスガードのみがテストされており、ファイルスキャナが警告を発するかどうかが確認されているにすぎないという。3つめに、テストではHTML/Webページについて述べられているものの、レビューにはそのテストケースについて1カ所も述べられていないなどとしている。

Secuniaのセキュリティソフト比較調査に、ベンダー2社が異議

これも一つの力じゃないかな。やり方とかは研究者が考えたらいいんだし。どーよ、この反論って感じがするねー

Sunbelt SoftwareのAlex Eckelberry氏は、オンデマンドスキャナの能力だけを取り出してテストすることは、消費者をミスリードしかねないと指摘し、自動車を例として挙げた。自動車の安全性を比較する際に、シートベルトだけを比較することはしない。自動車の安全性には、ABSやエアバッグ、クラッシュゾーン、ESP(Electronic Stability Program)、構造変形など、さまざまな要素を検討しなければならない。そして、これらが総合的に評価されなければ、安全性を比較することはできないことは明白だ。セキュリティスイートについても、同じことが言えると指摘している。

Secuniaのセキュリティソフト比較調査に、ベンダー2社が異議

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