“無償のHyper-V ServerよりもWindows Server 2008が得”、マイクロソフト − @IT(情報元のブックマーク数)

仮想化とライセンスの話、MSは2008年09月にきちっと対応したそうです。

例えばソフトウェアのライセンスはサーバ仮想化普及における課題の1つだった。サーバ仮想化では別の物理サーバへの仮想マシンを移動するケースが考えられる。これまでのマイクロソフトにおけるアプリケーションのライセンスでは、90日間以内にアプリケーションを含む仮想マシンを移動する可能性のある物理サーバの数だけライセンスの購入を求めていた。しかし同社は2008年9月より、この条項をボリュームライセンスについて撤廃した。「使う分だけのライセンスでよくなり、多めに買ってくださいという話はしなくてよくなった」(高添氏)。

“無償のHyper-V ServerよりもWindows Server 2008が得”、マイクロソフト:アプリケーションライセンスの変更も - @IT

まずは使ってください!という感じですね。ゲストが4つって、結構ふんだんに使えるなぁ。

OSについても、「Windows Server 2008のStandard Editionではすでに仮想化の環境を1つ使っていいことになっている。管理OSとゲストOS 1つでStandard Editionの価格だ。Enterprise EditionはゲストOSを4つまで使える。仮想化でOSの売り上げが減るのではないかと社内で心配する人がいるくらい、皆さんにとってメリットがある」と高添氏は説明した。

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Enterpriseを使ってHyper-Vで4つ使えばいいんじゃね?

マイクロソフトは10月初めにも無償ハイパーバイザ「Hyper-V Server」のダウンロード提供を開始する。無償ということで注目が集まるが、無償のHyper-V Serverが提供するのはコアの部分だけ。ゲストOSのライセンスは別途購入する必要がある。するとWindows Server 2008をゲストOSとして利用するケースでは、OSのライセンスコストはStandard EditionやEnterprise Editionを購入した場合と実質的に変わらない。制限の少ないStandard EditionやEnterprise Editionを使ってほしいと高添氏は話した。

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