Security Incident Report:Kaspersky Internet Security騒動の裏に隠された真実 - ITmedia エンタープライズ

カスペルスキーに、なぁーんか、いろんな修正されて、ユーザからクレーム大量にきたそうです。

Kaspersky Internet Security(KIS)ユーザーの多くがここ数日、苦難のときを迎えているようだ。これは、4月18日に配布された更新――再起動を要求したことから定義ファイルの更新ではなく、コンポーネントを更新したと考えるのが自然だろう――後、フォントやブラウザの画面がおかしな状態になることを指している。

どこも、同じような対応。不具合を不具合として、リリースノートを出したり、しなかったり

対応が微妙だったり・・・・

現在、新たな更新ファイルが登場しているようで、問題は解決の方向へと向かいつつあるようだが、わたしは今回の問題が単に低品質のパッチが原因だとは思わない。KIS7.0のファイアウォールには慢性的なリークバグが存在すると考えている。わたしは家にいて起きているときはほぼ付けっぱなしにしているノートPCがある、このノートPCに昨年の後半ごろから長時間インターネットに接続していると突然インターネットに接続できなくなるという状況にしばしば遭遇した。そのときに出てきたエラーメッセージはWSAENOBUFSというものだった。このエラーが発生するのはシステムのバッファ領域が不足して接続できない状況に発生する。実のところ今回のスクリーンクラッシュもメモリを開放しないことから生じるリソース不足に起因する。今回の件と併せて考えると、パッチのできの良しあし以前に、もともとKIS7.0のファイアウォール機能には何らかのリーク癖が存在していると考えるのが妥当ではないだろうか。さらにわたしはこの件をジャストシステムに相談している。しかし、彼らの回答は互換モードを使えというものだった。いま思えばこの出来事は今回の騒動の伏線だったのかもしれない。

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