スピアー攻撃言うなキャンペーン開催中!:武田圭史

とりあえず、スピア攻撃って事を日経IT Proの方が書かれていたという内容に反応されています。

確かに今回のは、標的型という割りには比較的、ターゲットが絞られていませんし、ただのスパム、ウイルスメールって感じかもしれませんね。

一連のインシデントについてはITmediaと日経IT Proが報じているが、ITmediaSymantecのブログエントリーに基づき事実を淡々と解説するに留めているのに対し、日経IT Proの方はこの攻撃について「日本の企業を狙った『スピアー攻撃(標的型攻撃)』とみられる。」といささか過激な表現を用いている。
ニュースソースと思われる symantec社のブログによれば「possible targeted spam attack against several Japanese companies.」と表現されており、これを日経IT Proでは「日本の企業を狙った『スピアー攻撃(標的型攻撃)』とみられる。」と訳したと思われる。
最初に述べているようにこの攻撃は大学に対しても送付されていることから、比較的広い範囲に対して送付されていると思われ、この攻撃を標的型攻撃と決めつけるのは時期尚早と思われる。symantec社も「possible targeted spam attack」と微妙な表現を用いている。

出所が定かでないかぁ、、、IPA/ISEC Virus Incident Report 3rd Quarter of 2007IPAさんがスピア使ってるね(標的型攻撃とも書いてるけど)、どーーーも、ここが出始めかな?

まぁ、標的型攻撃かどうかは、送る人が標的と思った人を限定して送った時点で標的型な気もしますし
より効果的に標的を、プロファイリングして送ったら、武田先生の思っている標的型なのかもしれない。

なにが、標的型攻撃なのか、いまいち定義がしっかりしていないんですよね。多分

最近は標的型攻撃という呼び方が定着してきていて、「スピアー攻撃」などと出所の定かではない少々恥ずかしい呼び方をする人はかなり減ってきているが、日経IT Proがいつまでも「スピアー攻撃」という表現を使用しているために混乱が治まらないでいる。

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