Open Tech Press | セキュリティー:HDDの暗号化データ破りを実証 米プリンストン大

セキュメモ経由

メモリは電源オフで消えると考えられているが、落としたばかりのメモリでも数分、凍結させると数十分保持されるそうです。

これを使って、BitLockerのキーを取得することが出来たそうです。

モリー内のデータは、電源オフの直後に消えると一般に考えられているが、実際は、通常の温度下でも数秒から1分程度保持されるという。暗号鍵は、ユーザーがパスワード認証したあとメモリーに格納されるため、電源を落としたばかりのメモリーからだと、取り出されてしまう。
研究チームはこの方法で、代表的なHDD暗号化ソフトであるWindowsの「BitLocker」、Mac OSの「FileVault」、Linuxの「dm-crypt」を破ることに成功した。また、メモリーを凍結すると、データの保持時間が10分程度に延びることも確認した。HDD暗号化は、盗難に遭うことが多いノートパソコンのデータ保護に有効とされている。【高森 郁哉/Infostand】

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