「第2情報システム部」を設置せよ − @IT情報マネジメント

どこかで聞いたことのある事例ですね(大爆笑)

障害撲滅。新しいことしたら障害が怖くてあたらいい技術は導入できない。チャレンジできない。そんな企業になっていませんか?

プライオリティの第一にシステムの安定稼働を掲げ、これまで動いているものを守ろうとする。情報システム部長くらいになると、次は役員のポストが狙えるので、自分の在任中は何がなんでもシステム・トラブルは避けたい。本来であれば、いかに情報化投資のコストを下げるかなどに挑戦しなければならない立場なのに、もし、トラブルが発生しても、その責任を被ってくれる大手ベンダなら、保険料と思って普通よりも高い金額を払ってしまう。
このような状況が続き、日本のユーザー企業の情報システム部門は、廉価で有効な新しい技術を徐々に避けるようになり、世の中で一番普及している技術のみを採用し続けて、活気を失っていったのである。

第2情報システム部として、新しい技術を活用して変革を作るような部門が必要と。

もちろんその技術を運用する部門も第2情報システム部運用部隊が必要ですね(w

ここで提案したいのは、「第2情報システム部」の新設である。
これまでの基幹系システムを保守維持していく従来の情報システム部のほかに、はっきりとした別の組織を作るべきだ。場合によっては所管役員も変えた方がよい。CIOが十分機能していない現在では、この「第2情報システム部」の担当は、システム投資削減を狙うためにCFOにするとか、技術に精通しているCTOを用意するなどが有効かもしれない。

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