坂口博信氏が語るXbox 360、ブルードラゴン、ロストオデッセイ - CNET Japan

ブルードラゴン(最近始めました)の開発とこれからの海外展開のお話です。

われわれがブルードラゴンについて最初に設定した目標は日本で10万本を売ることでしたが、これについては満足しています。今では、さらに20万本の大台に向かっているところです。ですから、売り上げについては非常に満足していますし、ブルードラゴンが日本市場でプラットフォームを行き渡らせる鍵になるソフトの1つだということが証明されました。

どこかで聞いた話w

――Microsoftの日本の開発者に対するサポートについてはどう思われますか。サポートやシステムの説明資料について、日本のチームの360のゲームを開発を促進するのに、Microsoftが改善すべきことはありますか。

坂口氏:全体的にはよいと思います。サポートは抜群でした。問題は例えば、EpicのUnreal Engine 3です。これはもちろん英語で開発されています。このため、英語を理解できるか、バイリンガルプログラマーが必要です。われわれは英語を話したり理解する能力の高いバイリンガルのスタッフやプログラマーを多く抱えており、彼らはUE3の開発については最新の情報やバージョンについて理解できました。しかし、英語が理解できるプログラマーがいなければ、資料を読むことが出来ません。翻訳をするとしても、時間差があります。プログラマーがあるバージョンについての資料を読んでいるときに、そのバージョンが古くなっているということはよくあります。ですから、言語の壁についての問題はありますね。ドキュメンテーションは、Microsoftが苦手な分野の1つです。