詐欺サイト発見「撲滅くん」活躍 県警の捜査ツール:愛知:中日新聞(CHUNICHI Web)

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素晴らしい活動!JC3もNTT Dataも愛知県警も!

「撲滅くん」は、サイトの住所にあたるURLが転送される前後で変わることなどに反応し、自動的に悪質サイトを峻別(しゅんべつ)する。県警は詐欺サイトのURLをリスト化して詐欺集団の摘発を進めているほか、正規サイトの管理者に再発防止策を講じるよう注意喚起している。
 サイバー犯罪対策課は昨年十一月、捜査員の定期的な出向先であるNTTデータと共同でツールの開発を始め、今年五月ごろから捜査に活用し始めた。日本サイバー犯罪対策センター(JC3)との共同研究で機能を向上させるなどし、完成させた。
 警察庁によると、現在、ツールを運用するJC3が今年五月から今月にかけ、約二万件の詐欺サイトを発見した。JC3から情報提供を受けた二十都道府県警が詐欺サイトに「振込先」として記載されていた百二十二の銀行口座を捜査。口座を不正に売買した犯罪収益移転防止法などの疑いで男女四十三人を摘発した。全国で判明した被害は一〜六月で約二億四千万円とみられる。愛知県警は今年七月以降、二十〜六十代の日本人や中国人十二人を同法違反容疑で逮捕、書類送検している。
 県警が一年間に受理するインターネットを利用した詐欺や悪質商法の被害相談件数はここ数年、三千〜四千件と高止まりしている。

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20171223/CK2017122302000059.html

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