ニュース解説 - “Jenkins職人”はもういらない:ITpro

(情報元のブックマーク数

職人より金を払ったほうが安い時代。

Jenkins利用者の頭を悩ませるのが、Jenkinsの運用だ。プラグインは動作確認が不十分で、組み合わせによっては正しく動かなかったりする。自動化する作業が多くなるとJenkinsの動作負荷が高まり、Jenkinsが停止することもある。
 コミュニティーではJenkinsに詳しい人物を「Jenkins職人」と呼ぶ。Jenkins職人は高度な使いこなしノウハウを持っている半面、ノウハウが属人化してしまって、他の開発者が開発作業を引き継いだり、人の入れ替えが難しくなったりする弊害を招く。クラウドビーズの川口CTOは「職人を生んでしまったOSS版の反省点がJenkins Enterpriseに反映されている」と話す。
 Jenkins Enterpriseは設定を変更できる利用者を限定するといった権限管理機能を持つ。野放図な設定変更を制御することで、特定のエンジニアがJenkins職人化することを防ぐ。本誌推定の年間利用料は、サポート料込みで280万円程度。

“Jenkins職人”はもういらない | 日経 xTECH(クロステック)

screenshot