シンプルで無駄のないプレゼン資料のつくり方 〜 能力の差を考えかたで凌駕する本当の効率とは - Social Change!(情報元のブックマーク数)

シンプルで無駄のないプレゼン資料の作り方か・・・

そこで、今回は、私なりのシンプルで無駄のないプレゼン資料のつくり方について書きました。タイトルの「シンプルで無駄のない」は、「プレゼン資料」と「つくり方」の両方にかけてみました。

Social Change! ソニックガーデン SonicGarden 倉貫義人のブログ

これ中々踏み出せないところですね。知っている専門分野だけをしっかり話す。

私も以前は、講演の機会などを頂くと、資料づくりに悶々と時間をかけて毎回苦しんでいました。なんとか主催者の期待に応えたいと思うし、参加者の人たちにがっかりされたくないと思って、すごく時間をかけていたと思います。
しかし、あるときに気付いたんですが、なぜ苦しむのか、なぜ時間をかけすぎてしまうのかを考えました。
なぜ時間をかけて苦しむのか、それは、自分に持っていないものや、自分の知らないことを話そうとすると、新しく考えなければいけないことや調べないといけないことが多いからなんです。それはそうですね。
そこで、私は考えかたを変えました。プレゼンの時に、もう背伸びをするのはやめようと決めました。それまで自分が考えていたことや、知っていたことを話せばよくて、それ以上に、その時点で自分にないものやわからないことは話さないようにしようと。
虚勢をはることをやめました。結局、そのときの自分に出せないものは出せないし、たとえ何か調べて準備したとしても、それは自分の言葉ではなく借り物でしかありません。聞きにくる人は、そんな言葉を聞きたい訳ではない筈です。
もちろん、聴衆の期待に応えられなかったら苦しいですし、しょうもないプレゼンをして自己嫌悪に陥るのも嫌なことです。しかし、虚勢を張るのではなく、その時の自分で全力を出して駄目だったら、仕方ないと思うしかないんです。まぁ、オファーを出した開催側が悪かったんだと思うくらいで良いと思います。
そう考えるようになって、プレゼンの準備がとても楽になりました。余計な資料を作る必要はありませんし、その資料はすべて自分から出たものであれば、本番の発表のときに脚本なんて必要ありません。
プレゼンの発表も普段考えていることを話せば良いだけなので、時間配分も大体の目安さえ用意しておけば柔軟に調整できるし、足りなければアドリブで増やせば良いんです。普段、自分が話すことを話せば良いんですね。

Social Change! ソニックガーデン SonicGarden 倉貫義人のブログ

screenshot