情報処理推進機構:情報セキュリティ:脆弱性対策:安全なウェブサイトの作り方第6版(情報元のブックマーク数)

第6版のリリースに合わせて「ウェブ健康診断仕様」が添付されたとのこと。

「安全なウェブサイトの作り方」改訂第6版の内容
・第1章では、「ウェブアプリケーションのセキュリティ実装」として、SQLインジェクション 、OSコマンド・インジェクション やクロスサイト・スクリプティング 等9種類の脆弱性を取り上げ、それぞれの脆弱性で発生しうる脅威や特に注意が必要なウェブサイトの特徴等を解説し、脆弱性の原因そのものをなくす根本的な解決策、攻撃による影響の低減を期待できる対策を示しています。
・第2章では、「ウェブサイトの安全性向上のための取り組み」として、ウェブサーバのセキュリティ対策やフィッシング詐欺を助長しないための対策等7つの項目を取り上げ、主に運用面からウェブサイト全体の安全性を向上させるための方策を示しています。
・第3章では、「失敗例」として、第1章で取り上げた脆弱性の中から8種類を取り上げ、ウェブアプリケーション脆弱性を作り込んでしまった際のソースコード、その解説、修正例を示しています。
・巻末には、ウェブアプリケーションのセキュリティ実装の実施状況を確認するためのチェックリストも付属しています。

安全なウェブサイトの作り方:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

別冊:「ウェブ健康診断仕様」の内容
「ウェブ健康診断仕様」には、危険度の高い脆弱性など13の診断項目について、検出パターンと、それに対応した脆弱性有無の判定基準が記載されています。
ただし、「ウェブ健康診断仕様」の診断は、検査パターンを絞り込んだ診断ですので、脆弱性が検出されなかった場合でも、安全宣言には繋がりません。診断の結果を確認した後は、より詳細な診断を受けたり、「安全なウェブサイトの作り方」を参考に対策を実装することなどを推奨します。

安全なウェブサイトの作り方:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

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