衆議院外務委員会が「ACTA」承認、ネット規制強化は「誤解」と繰り返し否定 -INTERNET Watch(情報元のブックマーク数)

メモ

衆議院外務委員会は31日、「偽造品の取引の防止に関する協定ACTA)」を承認した。すでに参議院では可決しており、衆議院本会議で可決されれば批准となる。
同日行われた委員会の審議では、ACTAを根拠にインターネット規制が強化される恐れがあるとの指摘について、玄葉光一郎外務大臣、山根隆治外務副大臣、外務省の八木毅経済局長が繰り返し否定。ユーザーがインターネットサービスプロバイダーによって監視されたり、インターネット上の表現の自由など基本的人権が脅かされるのではないか、あるいは税関で個人がPCの中身を(海賊版コンテンツが含まれていないかなど)チェックされるのではないかといった懸念は「誤解」だとした。また、玄葉大臣は、日本では「本協定を締結するために、これ以上の国内法令の改正を行う必要は全くない」と明言した。
野田首相の問責決議で国会審議が空転する中、外務委員会は29日に行われた前回に引き通き、野党委員が欠席したままで開かれ、与党委員だけでの採決だった。

衆議院外務委員会が「ACTA」承認、ネット規制強化は「誤解」と繰り返し否定 -INTERNET Watch Watch

screenshot