AWS、クラウド業界のセキュリティ情報レジストリ「STAR」に自社IaaSサービスを登録|クラウド・コンピューティング|トピックス|Computerworld(情報元のブックマーク数)

AWSのIaaSをCSAのSTARというリストに追加とのこと、セキュリティ強化をアピールだな。

米国Amazon.comの子会社Amazon Web ServicesAWS)は、業界団体Cloud Security Alliance(CSA)の「STAR」(Security, Trust & Assurance Registry)に、同社のIaaSクラウド・サービスを追加し、同サービスのセキュリティ機能の詳細を明らかにした。
STARは、クラウドサービス・プロバイダーが自社サービスのセキュリティ機能に関する情報を登録、公開するレジストリ。ユーザーがさまざまなプロバイダーのセキュリティ・プラクティスを比較調査できる場として設けられている。
CSAは、STARプログラムを2011年8月に立ち上げたが、このプログラムはなかなか利用が進んでいない。立ち上げからほぼ半年が経過しても、登録されたクラウド・サービスは3つしかなかった。米国Microsoftの「Microsoft Office 365」と英国Mimecast、米国Solutionaryのサービスだ。
その後、3月にMicrosoftが「Windows Azure」を登録、この数週間にIaaS(Infrastructure-as-a-Service)プロバイダーのAWS、米国Terremark、米国Box.comがこぞって登録を行い、登録サービス数は現在、ようやく2けたに達している。
AWSはSTARに登録するため、自社のセキュリティ・プラクティスを解説したホワイト・ペーパーの最新版「Amazon Web Services: Risk and ComplianceAmazon Web Service:リスク&コンプライアンス白書)」(July 2012)を公開した。この42ページのドキュメントでは、AWSが自社のクラウドで受けている監査や認証、順守している基準などが示されているほか、CSAがSTARの一環として設定している190件以上の質問への回答が提供されている。
AWSはこのホワイトペーパーで、自社のサービスは、AICPA(米国公認会計士協会)のSAS 70(Statement of Auditing Standards 70:監査基準書第70号)タイプII監査や、ISO27001認証を受けていると述べている。また、AWSはSOC 1(Service Organization Control 1)レポートを、AICPAの監査基準であるSSAE 16(Statement on Standards for Attestation Engagements 16:保証業務基準書第16号)の下で発行している。

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