Weekly Memo:「ユーザーをロックインすることは絶対にない」――OracleエリソンCEOの講演語録 - ITmedia エンタープライズ(情報元のブックマーク数)

ユーザロックインは絶対ないか・・・

まぁ、ベンダーがロックインするんだけどなw

Oracleがユーザーをロックインすることは絶対にない」
この発言は、講演の最後に京都の会場で聴講者から「かつてシステムベンダーのロックインによって高いコストを強いられた苦い経験がある。Oracleのエンジニアド・システムも同じようになるのではないか」との質問を受けてのものだ。エリソン氏は続けて「データベースをはじめとしてOracleのソフトウェアが多くのハードウェアで利用できる選択肢は、今後も必ず提供し続ける。確かに、例えばExadataはOracleデータベースを最高のコストパフォーマンスで利用できるシステム製品として提供しているが、よりコストパフォーマンスに優れたハードウェアがあれば、ユーザーはそちらを選んでもらえばいい。そうした選択肢を提供し続けるのが、Oracleの基本戦略であることに変わりはない」と説明した。そして「Oracleが目指しているのは、ロックインではなく、コストパフォーマンス競争で優位に立つことだ」と強調した。
実は、この懸念は多くのユーザーが感じていることでもある。それだけに、エリソン氏にとってはこの質問に答える機会があっただけでもよかったのではないか。ただ、エンジニアド・システムのような製品とベンダーロックインの論議は、そう簡単にはクリアにならないだろう。一方で、エリソン氏が話題に上げたように、ある意味でベンダーロックインの象徴であるAppleの成功は何を物語っているのか、よく考えてみる必要がありそうだ。

「ユーザーをロックインすることは絶対にない」――OracleエリソンCEOの講演語録 - ITmedia エンタープライズ

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