「セキュリティ システムズ事業部」を新設した日本IBM、事業戦略を語る - ITmedia エンタープライズ(情報元のブックマーク数)

IBMがセキュリティシステムズ事業部を新設らしい。ISSwwww

会見した常務執行役員 ソフトウェア事業担当のヴィヴェク・マハジャン氏は、企業のIT環境の大規模化と複雑化を背景に、統合的なセキュリティ対策ニーズが高まっていると説明。分散化していたセキュリティ製品やサービスを一元化することで、こうした企業ニーズに対応していく考えを示した。
2012年の事業戦略ではIPS(不正侵入防御)を切り口とした中堅企業顧客の獲得、セキュリティリスクの予兆を事前に把握できるようにするための分析ソリューションの訴求を柱に据える。
同社ではシステムの脆弱性を突く攻撃に対して、セキュリティ研究機関「X-FORCE」とIPSを連携させて検知・防御する「仮想パッチ」の仕組みを提供。また世界9カ所にあるセキュリティ監視センター(SOC)で顧客企業のネットワークに対する攻撃を監視するサービスも展開する。
セキュリティ システムズ事業部 事業部長の和田秀雄氏によれば、こうした製品やサービスの利用は大企業が中心だったが、2011年に企業などを狙う標的型サイバー攻撃が多発し、中堅企業からの問い合わせが増加している。今後は約70社あるパートナー企業を100社規模に拡大することで、中堅企業顧客への対応を強化、またSOC間の連携も強化し、24時間体制で日本語によるセキュリティ監視サービスを提供できるようにするという。

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