1日10億件以上のメールを自動判別する「Hotmail」の技術とは……マイクロソフト、判別手法を公開(情報元のブックマーク数)

Hotmailの中の人が迷惑メールに対応していった、その苦労が見えてくる素晴らしい記事。

マイクロソフトは24日、Windows Live Hotmailで採用されている迷惑メール対策技術「Microsoft SmartScreen」に関する情報を公開した。
最新版のHotmailでは、SmartScreenを利用して毎日10億件以上のニュースレターを自動的に判別しているという。公開された情報では、どのようにSmartScreenを調整し、迷惑メールあるいはグレーなメールを判別したのかについて、その背景や手法を説明している。
それによると、2006年ごろは、迷惑メールが受信トレイ内のメールの30%程度だった。その後、SmartScreenに多大な投資を行った結果、迷惑メールは3%以下というかなり低い水準にまで減少させることができたが、さらに踏み込んで「受信トレイ内の他のメール」について調査したところ、ニュースレターや通知メールのように、個人メールでもスパムメールでもない、中間的な「グレーなメール」が大多数を占めていることが明らかとなった。

MSN ニュース

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