たしかにChrome OSは速かった - 記者の眼:ITpro(情報元のブックマーク数)

本当に快適なようだ。

実はChromebookの発売より一足先に、今でもChrome OSを“体感”できる方法がある。グーグルは以前からChrome OSオープンソース版である「Chromium OS」公開しており、誰でも無償でソースコードを入手可能だ。このソースコードを自分のパソコンでコンパイルし、OSのイメージファイルを作成して、USBメモリーに入れる。これで、USBメモリーからChromium OSを起動できるようになるわけだ。
そこで筆者はこの方法でChromium OSを用意し、手元のノートPCで日常的に使いながら、実際の使い勝手や機能を味わってみることにした。使用PCは、手元にあるレノボ・ジャパンのタッチパネル対応ネットブックIdeaPad S10-3t」(2010年4月発売)である。搭載CPUはインテルAtom N450(1.66GHz動作)だ。標準でインストールされているWindows 7を起動せず、Chromium OSだけで2日ほど過ごしてみた。

たしかにChrome OSは速かった | 日経 xTECH(クロステック)

本当に8秒起動。

ところが実際に使ってみると、従来のノートPCにない特徴をいくつか見つけることができた。最もインパクトが大きかったのは、初めてS10-3tにUSBメモリーを接続し、電源を入れた時だ。ディスプレイにBIOS起動時のロゴが表示されてから、ユーザー登録画面が表示されるまでの時間は、わずか9秒弱だった。
その後も、起動からログイン画面の表示まで、ほぼ10秒以内で済んでいた。グーグルがアピールする「8秒起動」は、決しておおげさな数字ではないようだ。起動時間が短いと、電源をシャットダウンするか、それともサスペンドあるいは休止状態にするかといったことをほとんど悩まずに済む。ノートPCの使い方も少しずつ変わってくる。いつでも好きなときにさっと起動できるので、「今日の天気はどうなるのか」「この料理のレシピで足りないものは何だったかな」といった日常のちょっとしたシーンで、気軽にノートPCを開いて調べる気持ちになる。

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もうDVDに焼いたりとかは、日常パソコンでやらない作業なのか・・・>オンラインアップロードか・・・

通常のノートPCに近い部分もあった。例えばWindowsの「ファイルエクスプローラ」のようなローカルのファイル管理機能が、ブラウザに統合されていたのだ。デジタルカメラメモリーカードネットブック内蔵のカードリーダーに差し込むと自動認識し、ブラウザ上で内容をツリー表示した。画像をクリックすると別のタブで表示するし、動画の再生も可能だった。デジカメの動画像を取り込んでオンラインアルバムにアップロードするといった、日頃PCで行っているような使い方も、問題なくこなせそうだ。

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