日本のインターネット黎明期を築いた未成年 − @IT情報マネジメント(情報元のブックマーク数)

さくらインターネットの中の人。

このように、現在、日本のインターネット環境が整備されているのも、産官学、さまざまな人々の献身があったからこそだ。今回から取り上げる、さくらインターネット社長の田中邦裕氏も、そうした人々の内の1人に数えられる。田中氏は1996年、わずか18歳のときにさくらインターネットを設立して以来、日本のインターネットの発展史とともに歩んできた。
さくらインターネットは、ホスティングを中心としたデータセンターサービスを提供する企業である。個人向けホスティングサービスを提供する企業としては、最も名が知れた存在の1つであり、実際に利用している読者の方もいることだろう。また、法人向けサービスでも長い実績があり、特にはてなをはじめとした新興ネット企業によるサービス利用が多いことでも知られている。
これはあくまでも筆者の個人的な印象でしかないが、さくらインターネットには独特のブランドイメージがあるように感じる。同社と同じように低価格と技術力をウリにするホスティングサービス事業者は他にも多いが、なぜか最も親しみやすさを感じるのがさくらインターネットなのだ。これは、同社の長い歴史と実績がそう思わせるのか、あるいは同社のマーケティング戦略が優れているのか、それは分からない。ただ、そうしたイメージを抱く理由の1つに、社長である田中氏のキャラクターがあると思っている。

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