ジュニパー、ネットワークのフラット化を実現する「QFabric」 - クラウド Watch(情報元のブックマーク数)

ジュニパーがデータセンターのネットワーク階層モデルを2階層にフラット化する構成を提唱

単一スイッチで高速性と拡張性を持たせる感じみたい。

ジュニパーネットワークス株式会社(以下、ジュニパー)は25日、データセンターファブリックを構成するアーキテクチャ「QFabric」と、その最初の製品となるデータセンター・ファブリック・スイッチ「QFX3500」を発表した。ジュニパーが数年間にわたって研究してきた、データセンター向けネットワークの開発プロジェクト「Stratus Project」の成果として提供される。
従来のデータセンターのネットワークに採用されてきた、コア、アグリゲーション、エッジといった多階層モデルでは、構造が複雑化して管理が煩雑になったり、速度面でデメリットが生じたりしてしまう。そこでジュニパーではこれを2階層に圧縮し、コスト削減などのメリットを得る手法を提唱してきた。
Stratus Projectではさらに、ネットワークを単一層に圧縮し、フラット化と簡素化を図るとしてきたが、今回発表されたQFabricアーキテクチャによって、「単一スイッチのパフォーマンス、シンプルさとネットワークの拡張性・弾力性を持つ」理想のネットワークを提供。サービスの質と経済性の両立を実現する、きわめて簡素化された、拡張性の高いデータセンターネットワークを実現するという。

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