ネットアップ、「Big Data」や「仮想化環境への対応」に注力 - クラウド Watch(情報元のブックマーク数)

現在クラウドの第2段階、第1段階のコスト削減はほぼほぼ完了、次はビジネス

バーコヴィッチ氏はIT業界の現状を、「現在はクラウドの第2段階に入ったところ。これまでクラウドはコスト削減の観点で語られてきたが、今後はさらに新しいサービスが登場するようになる。非常にエキサイティングな時代だ。一方で新しいサービスはデータを急増させ、Big Data(データ爆発)の管理という課題を浮き彫りにする。また、データセンターでは物理・仮想・クラウド環境の異種混在が進んでいるが、5〜10年後には物理・サイロ型のシステムはほぼ姿を消し、仮想インフラの一般化、パブリッククラウドの普及が進むだろう。この環境の変化は、管理の複雑さという課題を生み出すだろう」と分析する。

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ストレージは自動階層化が必須、SSDとかFCとか用途と速度に合わせて自動的にディスクを変える

NetAppはSSDとかを使わなくてもSATAだけで自動階層化が可能とのこと。へぇ。

ストレージ自動階層化は、データアクセス頻度に応じて最適なディスク領域へデータを移動する機能だ。頻繁に利用するデータほど高速なディスクに移動される。
バーコヴィッチ氏は「当社のは(他社とは)根本的に異なるアプローチを採用している」と説明。具体的には「SSDやFCを使わずとも、SATAのみで効率的な階層化が行えるようになっている。他社ではSATA、FC、SSDなど異種混在のストレージプールを構成しなければ階層化機能は利用できない。いうなれば、他社は高価なところから階層化を進め、当社は安価なところから階層化を進めているようなものだ。SATAだけでもパフォーマンスに問題を生じさせないよう独自のFlash Cacheを併用している。これも当社の優位点である」とアピール。

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