毎日「何故尖閣映像を公表しようと思ったのですか?」 一色氏「と言うかマスコミなどのお仕事なのでは」 マスコミ「ぐぬぬ」(情報元のブックマーク数)

メモ。

情報デモクラシー2011:尖閣映像流出の真意は 一色元海上保安官にインタビュー
Q 尖閣諸島沖の中国漁船衝突映像を公表しようと思ったのはなぜですか。
A あまり偉そうに言う立場ではないですが、こういうことはマスコミ、もしくは政治家のお仕事ではないでしょうか。
(公表を)誰もやらない。目の前に「モノ」がある。結局は自分でやるしかないなと。
隠す意味のない映像です。あれを見て考えてほしいと思った。
しかし、(ユーチューブに)出たとたん「秘密だから漏えいするのは悪い」という本質と
違った方向に論点がどんどんずれていったのは残念でした。
Q どうして日本のメディアではなくCNNを選んだのですか。
A いろんなこと考えたんですよ。日本のメディアだと、どこでどう(政府などと)つながっているか分からない。
日中の2国間の問題だから当事国以外から出してもらったほうが世界の見る目も違ってくると思った。
実は(中東の衛星テレビ局)アルジャジーラとかも考えたんですよ。
でも、中東の局はちょっと色眼鏡で見られるかもしれないので、CNNかな、と。
Q 既存メディアについてどう思いますか。
A みんな同じ方向を向いているように見える。あの映像が隠されていたときはみんな
「見せろ」と言っていたのに、出たとたん「誰や。探せ」という論調になった。
私が起訴猶予になった時も、発表を聞いたまま書いている感じで、検証がない。
間違いも多かった。名前も顔も知らない人が「元上司」として出ていたり、経歴が違っていたり。
特に週刊誌。受け手の側に情報を取捨選択する能力が求められると思いましたね。
新聞にはもっと頑張ってほしいと思ってるんですよ。ビデオの未公開部分をどうするのか。
また(中国漁船が同じ海域に)来たらどうするのか。もっと多様な報道があっていいと思いますね。
Q 武器を持つ組織である海上保安庁で、現場の保安官が独自の判断をしたことに文民統制の観点から懸念の声も出ました。
A 想像力が豊かだなと(笑)。どんな武器を持っていてどんな仕様なのかとか、
どこまで海保のことをご存じなのかと。

http://alfalfalfa.com/archives/2285606.html

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