2010年 セキュリティ更新プログラムの分析 - 日本のセキュリティチーム - Site Home - TechNet Blogs(情報元のブックマーク数)

2010年のセキュリティ更新と脆弱性の分析レポートが出ています。

2010 年は、2009 年と比較して32 件増の106 件の更新プログラムをリリースいたしました。これらの更新プログラムについて、日本マイクロソフトで独自に分析を行った結果、従来のワーム型の攻撃から、APT(Advanced Persistence Threat)に見られる Web へのアクセスやドキュメントを利用した受動的な攻撃をトリガーとし、さらに管理者権限の奪取を狙う傾向が表れており、このような攻撃手法への対策の必要性が高まっています。

2010年 セキュリティ更新プログラムの分析 – 日本のセキュリティチーム

去年は多かった・・・・・

セキュリティ更新プログラムを、脆弱性のカテゴリー(1) ごとの推移でみると、2010 年は、Windows に対する更新プログラムが、2009 年と比較して 24 件増加しており、更新プログラムの件数を大きく押し上げる要因となっています。

2010年 セキュリティ更新プログラムの分析 – 日本のセキュリティチーム

Kernelモードで動作するドライバやシステム

基本システムも、気になる増え方をしています。これを分析してみると、Kernel mode で動作するシステムやドライバーの更新プログラムが 2009 年と比較して 3 件増の 7 件と 75 %も増加しています。
Kernel mode で動作するシステムやドライバーの更新プログラム全般を調べてみると、2009 年比で 10 件増の17 件と、2 倍以上の件数をリリースしています。

2010年 セキュリティ更新プログラムの分析 – 日本のセキュリティチーム

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