解析者として僕が大事にしていること - doryokujinブログ:勉強会はうちに帰っても勉強会(情報元のブックマーク数)

年々データ量が増えてきており、データを保存するだけじゃなくって、データの解析やマイニングが重要視されている、解析者の立ち位置を明確に説明してくれています。

ここ数年においては、データが大量に蓄積されてきており、それを解析・マイニングするデータ解析者の重要性が理解されるようになってきているように感じています。それは解析者にとって非常に喜ばしいことでもあると同時に、大きなプレッシャーにもなっているような気がします。
そのプレッシャーの1つに、企画者や経営者・あるいは顧客といった結果を活用する人々(=意志決定者)の「これだけ材料(データ)が揃っているのだから多くの課題が解決できるはずだ」という期待に応えないといけないというプレッシャーがあると思います。しかし正直なところ、いくら大量のデータが揃っていたとしても経営が一気に改善できるようなエクセレントな結果をすぐにもたらすのは非常に難しいと思っています。逆にデータ量が増えて様々な要因が複雑に絡みあって何も見えてこない状況に陥ることもあります。
もちろん僕たち解析者の使命は「データから経営クリティカルな結果をもたらし続けること」であるのでこの困難さから目を背けるわけにはいきません。今日はそんな状況の中で解析者は日々どういう立ち位置で、どういう結果を出していけば良いのかについて僕が大切にしている事を4つお話したいと思います。

1. 「当たり前の結果」をたくさん出す事の大切さ
2. 誰のために・何のために解析をやるのかを意識する大切さ
3. 1人で全部背負わない事の大切さ
4. 自分の存在価値を高めるための活動の大切さ

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自社サービス改善でも必要な解析、

データ解析というとBtoB向けのアクセスログ解析という印象が強いと思いますが、WebサービスのようなBtoCでもソーシャルデータ特有の解析によって自社サービスを改善していく事での解析者の役割が非常に重要になってきています。GREEには当初からあらゆるデータをきちんとって、それを活かして行こうという気概を持った人とそれを認める文化があったからこそ今のような大規模なサービスを展開できており(えらそうな事をいってごめんなさい)、DeNAも同じく最近では @hamadakoichi さんが解析専門部隊を立ち上げて精力的に活動しています。BtoBで解析をやって来られた方々、解析に興味のある学生の方々、機会があれば是非ともこちらの業界に飛び込んできてみてはどうでしょうか?きっととても楽しいはずです。

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