Google、Chrome OS ノートの詳細を公開。市販モデルは2011年半ば(情報元のブックマーク数)

ChromeOS情報が出てきたみたいです。

GoogleChrome OS と採用ノート製品についての詳細を明らかにしました。昨年11月にOSとしての概要が発表されていたChrome OSは、ブラウザChromeをコアとしてハードウェアレベルから最適化することで、高速・シンプル・安全なウェブ特化PC製品を実現するとうたう新OS。
イベントで披露されたChrome OS ノートの実機も、拡張されたChromeブラウザ (だけ) が高速に起動するノートという点はこれまでの情報と変わりません。新たに示された点、確認された点はたとえば:

  • Chrome OSノートはすでに存在するGoogleアカウントやPC版 Chromeと同期するため、開封からセットアップ完了まで1分も掛からない。またChrome OSノート側での変更はクラウドを介して別の環境に側鎖に反映される。
  • マルチプルアカウントの切り替えに対応。いわゆる「プライベートモード」で機能するゲストアカウントもあり。すべてのユーザーデータはデフォルトで暗号化される。
  • フラッシュストレージを採用しており、スリープ (スタンバイ)からの復帰は一瞬。Googleの(やや大げさな)表現では「制約はユーザーが手を動かす速度」。
  • OSはハードウェアに物理アクセスしない限り書き換え不能なリードオンリー領域に記憶されており、起動時に署名が確認される (Verified booting)。開発者向けには、ハードウェアスイッチで任意のコードを動かせる「脱獄モード」を用意。市販モデルでどうなるかは不明。
  • OSのアップデートはChrome ブラウザとおなじく自動。これにより、使い続けてることで遅くなるのではなく逆に速くなるOSを実現する。
  • アプリケーションはHTML5ベース。たとえばGoogle Docsなどはオフラインでも使うことができ、ローカルキャッシュは次回接続時に自動で同期される。Google 運営のChrome ウェブストアが提供され、各社の有料サービスのクライアントを含むアプリが用意される。
  • すべてのGoogle OSノートは3Gモデムを内蔵しており、毎月100MBまで無料の3G接続権が付属する(2年間有効)。 契約や支払情報登録などの手続きは不要。米国でのキャリアパートナーはVerizon。月100MBまでならなにもせずただつながる。超過した場合は9.99ドルからの有料3Gブランに加入可能。
  • Chrome OS搭載ハードウェアはまずGoogleから開発者向けの12インチモデル Cr-48が登場。開発者プログラム加入者に配布される。一般向けの市販モデルは2011年半ばにもサムスンおよびAcerから発売予定。
Google、Chrome OS ノートの詳細を公開。市販モデルは2011年半ば - Engadget 日本版

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