顧客のサーバにパッチを適用する際のベストプラクティス - レポート - ZDNet Japan(情報元のブックマーク数)

顧客のサーバにアップデートパッチを適用するのって、結構リスクだしテストも大変だから一気にやりたいよねぇ・・・

アップデート作業の時間を事前に見極めておく
OSのパフォーマンスを改善するパッチやアップデートがリリースされ、顧客からすぐにそのダウンロードとインストールを行ってほしいという要求がなされた場合、こういった新たなパッチやアップデートによってさまざまな問題がもたらされる可能性のあることをしっかりと説明しておく必要がある。例を挙げると、セキュリティパッチによって、業務に必要不可欠な財務管理ソフトウェアとの競合が発生したり(最近も、.NET FrameworkのパッチによってQuickBooksのユーザーに影響が及ぼされた)、ウイルス対策ソフトウェアの挙動がおかしくなったりフリーズしたり(筆者のオフィスに設置されていたマシンの何台かでも発生したと推定されている)、サーバのパフォーマンスに悪影響を与えたりすることがある。このためコンサルタントとしては、実務に使用していない環境上で該当パッチに問題がないかどうかをテストする時間が必要となるわけである。そういった時間が確保できない場合であっても、少なくとも他の企業や組織で問題が発生していないかどうかを調査しておくべきだろう。
該当パッチをすでに適用している企業や組織における問題の有無について、調査する時間が十分に与えられない場合、コンサルタントは顧客に対して、非互換性の問題や、サービスの突発的な停止、パフォーマンスの低下が発生するというリスクを説明しておかなければならない。残念なことに、OSに対するパッチをリリース直後に適用する場合、こういった問題につながる可能性があるのだ。

顧客のサーバにパッチを適用する際のベストプラクティス - ZDNet Japan

本当に簡単じゃない・・・検証を含めて様々すると結構時間はかかるし・・・本当に大変だ。それを1週間とか死刑宣告に近いよなぁ・・・動かなかったらアンインストールして戻します!が許される顧客だと良いんだけど。

サーバOSに対するパッチの適用は大した作業ではないと主張する管理者の大半は、複数の業務が稼働しているサーバの管理を行ったことがないはずだ。多くのITコンサルタントはさまざまな企業において数多くのサーバ(何百台とはいかないまでも)をサポートしているものの、実際のところそういったサーバのスケジュールやニーズ、必要な条件はそれぞれ異なっている。サーバOSのパッチが問題なく適用でき、特異な互換性問題や、フラストレーション、その他の問題を引き起こすことがないようにするには、顧客を巻き込んで、こういったプラクティスを実践するようにすべきだろう。

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